ソフトウェア開発のACCESSは、同社のWebKitベースのブラウザエンジン「NetFront Browser NX」がWii Uに採用されたと発表しました。任天堂製品のブラウザは以前はOpera社製のものが利用されていましたが、ニンテンドー3DSからACCESS社製のものに変更されています。「NetFront Browser NX」は独自技術により、世界最小クラスの使用メモリで安定した動作を実現。HTML5 Canvas、Web Storage、Web Messaging、Server-Sent Events といった最先端のWeb技術にも対応します。「NetFront Browser NX」は、昨年にリリース以来、多数のメーカーで採用されているとのこと。ACCESSの代表取締役社長 兼 最高経営せ任者の室伏伸哉氏は「『ニンテンドー3DS』に続き、『NetFront Browser NX』をご採用いただき光栄に思います。引き続き、本ゲーム機の世界市場での普及拡大を支援し、ゲーム市場の活性化に貢献してまいります」とコメント。「NetFront Browser NX」の主な仕様は以下の通り。・プラットフォーム非依存・HTML5対応・独自技術によりメモリ使用効率化と安定性を確保・優れたUIカスタマイズ性・対応OS:Linux(R)、Android(TM)、UNIX、Windows(R) CEなどWii Uのインターネットブラウザは非常に軽快な動作が実現されているだけでなく、UI面ではHAL研究所が開発を担当し、リビングでのインターネット体験として面白い要素が加えられています。
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