エレクトロニック・アーツは、同社の『バトルフィールド3』と連携する「バトルログ」を開発したスウェーデンのデベロッパー、ESNを買収したとのこと。GameIndustry.Bizが伝えています。「バトルログ」はウェブベースのサービスでPC、スマートフォン(アプリも提供)からアクセスでき、『バトルフィールド3』のゲーム本編と連携し、対戦のマッチメイキング、ユーザー同士のチャットや電話、プロフィール閲覧、ゲームの各種統計情報のチェック、ゲームの設定変更、クラウド上でのセーブデータの保存などが提供されるサービス。ゲームの世界をPS3やXbox360などゲーム機の外に広げる、常にゲームの世界に繋がることを可能にします。『バトルフィールド3』だけでなく、家庭用ゲーム機向けのタイトルでウェブとの連携を図るケースが増えています。PS3『グランツーリスモ5』ではウェブの「グランツーリスモ・ドットコム」にアクセスすることで実際にゲームを起動しなくてもレースに挑戦できたり、仲間の情報を確認できます。Wii『ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン』ではウェブの「目覚めし冒険者の広場」からフレンドの情報などを確認できます。EAによるESNの買収はこうした動きを加速させそうです。ESNは「これまでの数年間、私たちはEAやDICEと『バトルフィールド3』のバトルログを開発するため、緊密に仕事をしてきました。このようなチャンスを得られることができ、これ以上の喜びはありません」とコメント。従業員は約20名ですが、今後拡大していく意向だとのこと。
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