スマホがフィーチャーフォンを逆転間近、モバイルのゲーム最新利用動向・・・「データでみるゲーム産業のいま」第31回 | GameBusiness.jp

スマホがフィーチャーフォンを逆転間近、モバイルのゲーム最新利用動向・・・「データでみるゲーム産業のいま」第31回

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当社が毎月発行している『Monthlyゲーム・トレンド・レイティング』では、ハード別(ゲーム専用機/汎用機)およびSNS別のアクティブゲームユーザー数を月次でトラッキングしていますが、このうち、汎用機の中で現在もっとも勢いがあるのは、やはりiPhoneおよびAndroid
  • 当社が毎月発行している『Monthlyゲーム・トレンド・レイティング』では、ハード別(ゲーム専用機/汎用機)およびSNS別のアクティブゲームユーザー数を月次でトラッキングしていますが、このうち、汎用機の中で現在もっとも勢いがあるのは、やはりiPhoneおよびAndroid
  • 当社が毎月発行している『Monthlyゲーム・トレンド・レイティング』では、ハード別(ゲーム専用機/汎用機)およびSNS別のアクティブゲームユーザー数を月次でトラッキングしていますが、このうち、汎用機の中で現在もっとも勢いがあるのは、やはりiPhoneおよびAndroid
  • 当社が毎月発行している『Monthlyゲーム・トレンド・レイティング』では、ハード別(ゲーム専用機/汎用機)およびSNS別のアクティブゲームユーザー数を月次でトラッキングしていますが、このうち、汎用機の中で現在もっとも勢いがあるのは、やはりiPhoneおよびAndroid
当社が毎月発行している『Monthlyゲーム・トレンド・レイティング』では、ハード別(ゲーム専用機/汎用機)およびSNS別のアクティブゲームユーザー数を月次でトラッキングしていますが、このうち、汎用機の中で現在もっとも勢いがあるのは、やはりiPhoneおよびAndroidの両スマートフォンです。今や、ゲームマーケットの分野においてもフィーチャーフォンからスマートフォンへのユーザーシフトが明確になっています。

そこで、今週は最近半年間のモバイル端末のアクティブゲームユーザーの推移と最新のユーザープロフィールをご紹介いたします。

【図1】はiPhone(iPod touchを含む)、Androidスマートフォン、フィーチャーフォンの今年1月から6月までのアクティブゲームユーザー数の推移をまとめたものです。ご覧の通り、iPhoneおよびAndroidスマートフォンが毎月着実にゲームユーザー規模を拡大しているのが一目瞭然です。その中でも特にAndroidの勢いが顕著で、この半年の間に136万人ものゲームユーザーを増やしています。(1月:330万人→6月:466万人) 1月時点では70万人ほど開きがあったiPhoneとの差も、4月に追いついた後は現在(6月)まで拮抗した状態が続いています。対するフィーチャーフォンですが、両スマートフォンとは対照的に、緩やかではありますが徐々にゲームユーザー規模が減少する傾向が続いています。スマートフォンvs.フィーチャーフォンという関係では今年に入った時点で既にスマートフォンがフィーチャーフォンを上回っていましたが、iPhoneとAndroidを分けると、この6月はフィーチャーフォン、iPhone、Androidスマートフォンのゲームユーザー数がほぼ横一線に並んだ状態にあることが分かります。近いうちにiPhoneとAndroidスマートフォンのゲームユーザーがフィーチャーフォンを上回るのは間違いない情勢ですが、そういった意味ではこの夏はモバイル端末における主役が交代する今まさに過渡期を迎えていると言えるでしょう。

【図2】はそれら3つのモバイル端末の今年6月のゲームユーザープロフィールを詳しくまとめたものです。ユーザー規模については、既に述べた通り3つのデバイスがほぼ並んだ状態にありますが、性別で見ると現状はiPhoneとAndroidはまだやや男性傾向が強いことが分かります。スマートフォンにおいても最終的にはフィーチャーフォンのように男女がほぼ半数ずつといった状況に近づいていくと思われるので、今後は男性よりも女性ゲームユーザーの伸び(=フィーチャーフォンからスマートフォンへのユーザーシフト)の方が期待でき、ソーシャルゲームにおいても女性ユーザーの獲得が非常に重要となると思われます。

次に世代別の傾向を見ると、現状においてはスマートフォンは若年層を中心にゲームユーザーを獲得していることが確認できます。30歳以上の世代では、まだフィーチャーフォンの方がiPhoneやAndroidよりも多くのゲームユーザーを抱えています。(スマートフォン全体では既にフィーチャーフォンを上回っています) 両スマートフォンの比較では、iPhoneの方が特に若年傾向が強く、20代前半までの世代ではAndroidを上回るゲームユーザーが存在しています。その上の20代後半から40代前半くらいまでの世代になるとAndroidの方がやや強くなる傾向が見られます。こちらも今後のフィーチャーフォンからスマートフォンへのユーザーシフトという観点で見ると、ユーザー移行の過程にある30代から40代が有望なターゲットとなると考えられます。

最後に【図3】ですが、これは先々週から2週に渡ってご紹介したソーシャルゲームユーザー向け専用のセグメンテーション指標である[SPS(Social game Play-style Segment)]の構成比をまとめたものです。

iPhoneとAndroidスマートフォンを比較すると、課金に対する受容性が高く協調型の行動特性を持つ[エヴァンジェリスト]と[トレンドサーファー]は、Androidの方が比率がやや高くなっています。しかし、フィーチャーフォンを見ると[トレンドサーファー]の比率がさらに高く、ユーザー全体の23%を占めています。このクラスタはクチコミやプロモーションなどの“外圧”の影響を受けやすく、情報に接触する態度もどちらかというと受動的(受け身)な特性を持っているユーザー群です。したがって、このユーザー群のスマートフォンへのユーザーシフトが、スマートフォンにおけるビジネスに大きな影響を及ぼすことになると考えられます。

総合すると、男女別では男性よりも女性、年齢別では30代および40代、SPSでは[トレンドサーファー]のユーザー動向が大きな鍵を握ることになると思われます。しかも、過去2週の記事をお読みいただけると分かる通り、これらの要素はそれぞれ密接な結びつきを持っているものです。また、マーケティング、プロモーションの効果が最も表れやすいのもこの[トレンドサーファー]です。さらに付け加えると、この[トレンドサーファー]はゲーム専用機の普及率が全クラスタの中で最も低く、専用機所有者の中でもマジョリティ比率が高い(ライトユーザー傾向が強い)という特性を持っています。これらのことを踏まえて、彼ら(トレンドサーファー)に向けた効果的なマーケティング、プロモーション活動を行っていくことが今後は非常に重要になると思われます。

ゲームエイジ総研
『Monthlyゲーム・トレンド・レイティング』 発行人 光井 誠一

調査スキームについて
本ページ掲載のデータは、約2万サンプルを対象とした大規模インターネット調査の調査結果を元に、社会調査(訪問調査/毎月実施/1,200サンプル)をベースに構築したウェイトバック値(補正係数)により拡大集計したものです。この手法により、ネットバイアスを排除したユーザープロフィールの実像を推計することが可能となっています。なお、調査手法その他詳細につきましては、ゲームエイジ総研のHPにてご確認ください。
《光井誠一》

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