THQ、第3四半期業績は『セインツロウ』好調も子供向け苦戦で赤字が続く | GameBusiness.jp

THQ、第3四半期業績は『セインツロウ』好調も子供向け苦戦で赤字が続く

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THQが発表した2012年3月期 第3四半期(10〜12月)の業績は売上高3億0540万ドル(-2.9%)、営業損失5463万ドル、純損失5590万ドルとなりました。また、今期の累積(4〜12月)では売上高6億4660万ドル(+17%)、営業損失1億8924万ドル、純損失1億8670万ドルとなっています。

既に同社は子供向けフランチャイズやライセンスタイトルから撤退し、コアユーザー向けの大作タイトルやデジタル分野を強化する方針を明らかにしていますが、これに加えて組織やコスト構造の大胆な転換を図るとのこと。Gamasutraによれば具体的にはオーストラリアオフィスでのレイオフや日本のTHQ Japanの閉鎖が柱になるようです。

リストラと子供向けタイトルからの撤退による開発費の圧縮で、それぞれ6000万ドルと1億ドルの年間の費用削減を見込んでいるとのこと。また、12月末時点で4770万ドルの現金等価物と5000万ドルの設定済みクレジットラインがあり、当面の資金繰りには問題がないと強調しています。

第3四半期に発売した『セインツロウ ザ・サード』や『WWE'12』は非常に大きな成功を収めました。特に『セインツロウ ザ・サード』は380万本を突破し、THQの自社ブランドの中で最高の売上となりました。一方で子供向けのタブレット周辺機器「uDraw」シリーズが大苦戦し、倉庫代、プライスプロテクション(流通向けの値下げ補填)などで想定と比べて3300万ドル程度のマイナスのインパクトがあったとのこと。

今後の戦略の大きな柱となるデジタル分野の売上は4〜12月で前年の同時期と比較して81%増と大きく伸びました。こちらも『セインツロウ ザ・サード』のDLCが貢献したようです。今後はフェイスブック向けタイトルや家庭用ゲーム機のダウンロード専売タイトルなどを強化していく方針です。
《土本学》

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