ジンガCEO、低い課金率とモバイルの弱さは克服できる | GameBusiness.jp

ジンガCEO、低い課金率とモバイルの弱さは克服できる

ジンガのMark Pincus CEOは、IPOに向けた投資家向けのプレゼンテーションで現在約3%となっているソーシャルゲームの課金率を「倍にできる」と自信を見せたとのこと。

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ジンガのMark Pincus CEOは、IPOに向けた投資家向けのプレゼンテーションで現在約3%となっているソーシャルゲームの課金率を「倍にできる」と自信を見せたとのこと。

フェイスブックで2億人以上のアクティブユーザーを抱えるジンガの上場はグーグル以来の規模になると推測され、大きな期待が集まっています。時価総額は90億ドルほどにもなると言われています。

ジンガの最も大きな武器は2億人を超えるユーザー数。一方で収益は日本のソーシャルゲームデベロッパーに比べると低いと言われます。その一因が低い課金率。Pincus氏はジンガの課金率は約3%であり、今年9月末までの1年間で一度でも課金をしたユニーク数は770万人であったことを明らかにしています。そして「倍には出来ると思う」とこれを伸ばす事に自信を見せています。

また、ジンガの弱点と言われるのがユーザーの大半がPCであり、モバイルに弱い点。これについても、iOSなどで提供している『Words With Friends』は一年前の200万ユーザーから1000万ユーザーまで拡大した事を挙げ、急速にモバイルシフトが進んでいる事を説明しました。同社はHTML5のフェイスブックモバイルにも初期メンバーとして入り、この分野に注力する方針を示しています。
《土本学》

メディア大好き人間です 土本学

1984年5月、山口県生まれ。幼稚園からプログラムを書きはじめ、楽しさに没頭。フリーソフトを何本か制作。その後、インターネットにどっぷりハマり、幾つかのサイトを立ち上げる。高校時代に立ち上げたゲーム情報サイト「インサイド」を株式会社IRIコマース&テクノロジー(現イード)に売却し、入社する。ゲームやアニメ等のメディア運営、クロスワードアプリ開発、サイト立ち上げ、サイト買収等に携わり、現在はメディア事業の統括。

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