【TGS 2011】ゲームを全人類の楽しみに?GREEステージセッション「経営から見るソーシャルゲームのインパクト」 | GameBusiness.jp

【TGS 2011】ゲームを全人類の楽しみに?GREEステージセッション「経営から見るソーシャルゲームのインパクト」

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東京ゲームショウ2011開催期間中、初出展となるGREEのブース内ステージでは連日様々なビジネスセッションが開催されました。9月15日には同社CEOの田中良和氏もパネリストとして参加する「経営から見るソーシャルゲームのインパクト」と題したセッションが行われました。
  • 東京ゲームショウ2011開催期間中、初出展となるGREEのブース内ステージでは連日様々なビジネスセッションが開催されました。9月15日には同社CEOの田中良和氏もパネリストとして参加する「経営から見るソーシャルゲームのインパクト」と題したセッションが行われました。
  • 東京ゲームショウ2011開催期間中、初出展となるGREEのブース内ステージでは連日様々なビジネスセッションが開催されました。9月15日には同社CEOの田中良和氏もパネリストとして参加する「経営から見るソーシャルゲームのインパクト」と題したセッションが行われました。
東京ゲームショウ2011開催期間中、初出展となるGREEのブース内ステージでは連日様々なビジネスセッションが開催されました。9月15日には同社CEOの田中良和氏もパネリストとして参加する「経営から見るソーシャルゲームのインパクト」と題したセッションが行われました。

■登壇者

グリー株式会社 代表取締役社長 田中良和
Electronic Arts Interactive (Playfish) Japan ジェネラルマネージャー アラ・マック・グロウエン氏
株式会社セガ モバイルニューメディア事業部 MNM2部長 岩城 農氏
株式会社コナミデジタルエンタテインメント 執行役員 上原和彦氏
ゲームジャーナリスト/IGDA日本代表 新清士氏

最初にまず新氏は「今年前四半期に遂にソーシャルゲームの売り上げが家庭用ゲームの売り上げを超えるなど業界全体が盛り上がっていますが、その理由は?」と登壇者に問いかけました。これについて上原氏は「今までにゲームビジネのススタイルに加えて”ソーシャルゲーム”という新しい市場ができ、それに対し我々が仕掛けた。これまでコナミはアミューズメントやファミコン、プレイステーション、モバイルと時代の節目節目で常に変化してきた。今のソーシャルゲームもその節目の変化。」と回答。一方岩城氏も「ユーザーはゲームの内容だけではなくコミュニケーションもソーシャルゲームの魅力と感じているのでは?ソーシャルゲームはユーザー層や遊ぶシチュエーション、投資回収の期間など、今までのゲームとは違うところがたくさんあるものの、ゲーム会社には家庭用ゲームやアーケードなどで培ってきたノウハウがあるので非常に提供しやすい」と回答しました。

唯一海外から参加のパネリストのアラ氏はFacebookを主戦場としている大手ソーシャルゲームディベロッパーPlayFishの所属。アラ氏は「これまでの家庭用ゲームとソーシャルゲームではサービスモデルや配信方法が大きく異なる。ソーシャルゲームはユーザーが好きな時に遊ぶことができるし、流通面でも店舗に商品を並べるためのスペースを確保しなくていい。何よりユーザーベースが多岐に渡る大きなマーケットだ」と回答。そして最後に田中氏は「ソーシャルゲームは3つの大きな革新を起こしている。それは”通信の革新”、”流通の革新”、”課金の革命”。これがユーザーに受け入れられている」と答えました。

次に新氏はソーシャルゲームのグローバル展開について質問。これは現在GREEが最重要ミッションに掲げている目標でもあります。これについて上原氏と岩城氏は、「世界に目を向けるときに意識するべきポイントは”提供するコンテンツの身”。コンテンツ自体が面白ければ海外のユーザーもついてきてくれる。我々(コナミ)がこれま培ってきたゲーム作りのノウハウを活かし世界と戦っていきたい」(上原)、「コンテンツ作りは長年やっていることなので、これは世界でも通用すると思っている。しかしソーシャルゲームは新しいビジネススタイルなので、コンテンツ作りそのものだけでなくやり方も考えていかなければと」(岩城)と回答。

また当初からFacebookにてグローバル展開を行い、後に家庭用ゲームの大手EAに買収された経緯を持つPlayfishのアラ氏は「ワールドワイドで戦うには、それができる組織を築き上げるための一定の予算が必要となる。また本格的にグローバル展開する場合は世界各地に拠点を置き、それぞれが繋がりながら事業を進めていく必要がある」と同社の経験を元に語りました。さらにこれを踏まえて田中氏は「国内で運営するだけでも何百人ものスタッフが必要だが、それを世界各地でやるためにはさら多くの人達の力が必要となる。さらに世界で戦うということは、その国の政府に許可を取ったりキャリアと契約したりとそれぞれの国ごとにやらなければならないことがたくさんある。それは非常に大変なことだと実感しているが、世界を相手にしたプラットフォームになるためには絶対に必要なこと」と答えました。

そして最後に田中氏は「数年後には“ソーシャルゲーム”と言う言葉すら無くなっているかもしれない。今後、様々なコンピューターの機能が一つのプラットフォームに統合される時代になり、今はスマートフォンがその立場にある。今までゲームはゲーム機を購入できた人だけが体験できる楽しみだった。しかしそれが可能な人なんて世界中でほんの一握りだろう。しかしゲームができるスマートフォンが世界中に普及すれば、今まで一度もゲームで遊んだ経験の無い人達もゲームで遊べるようになり、ゲーム人口が爆発的に増加する。それがいかに凄いことか。こんなに劇的に変化が世界規模で起こっている市場は他には無い。ゲームが“一部の人達の楽しみ”から“人類全ての楽しみ”になるようこの革命に参加したい。来るべき未来を待つのではなく、その未来を自ら作り出してゲーム業界を盛り上げていきましょう」と場内に語りかけディスカッションを締めくくりました。
《籠谷千穂》

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