Seattle Timesによれば、Xboxの初期メンバーの最後の一人、Otto Berkes氏がマイクロソフトを離れたとのこと。Xboxの立ち上げに密着した書籍「マイクロソフトの蹉跌―プロジェクトXboxの真実」でBerkes氏も追ったDean Takahashi氏は、VentureBeatで執筆した本件に関するニュースで「Xboxの最後の一人であり、一つの時代の終わりを告げるものだ」と感慨深げに記しています。Berkes氏は約18年間に渡ってマイクロソフトに在籍。1993年の入社当時はWindowsのグラフィック関連のプログラマからキャリアをスタート。90年代後半からゲームに関わるようになり、Ed Fries、Cameron Ferroni、J Allard、Robbie Bachといった面々と今ではマイクロソフトの大きな柱となったXboxプロジェクトを主導してきました。Xboxチーム自体は本体の発売前の2000年に離脱しましたが、Windowsでのゲームの普及に尽力し、マイクロソフトのゲームに大きく貢献しました。近年ではウルトラモバイルPCなどマイクロソフトが遅れをとる分野に携わっていましたが、大きな成果は上げられていなかったようです。同氏は引き続きシアトルにとどまり、新しいベンチャーに参加するとのこと。
「Xboxはハードウェア開発から撤退しつつある」元Xbox創設メンバーが語る―「ROG Xbox Ally」の成功についても懐疑的な意見示す 2025.7.1 Tue 「ROG Xbox Ally」は、2025年ホリデーシーズン発売予定。
数量限定VR/MR機「Meta Quest 3S Xbox Edition」発表&海外向けに発売―本品だけで「Xbox Game Pass Ultimate」のストリーミングゲームが楽しめる 2025.6.25 Wed
ブリザード開発のストラテジー『Warcraft Rumble』新規コンテンツ追加を終了へ―マイクロソフトの大規模レイオフが原因か 2025.7.3 Thu マイクロソフトの人員削減について、傘下スタジオの動向にも注…