Seattle Timesによれば、Xboxの初期メンバーの最後の一人、Otto Berkes氏がマイクロソフトを離れたとのこと。Xboxの立ち上げに密着した書籍「マイクロソフトの蹉跌―プロジェクトXboxの真実」でBerkes氏も追ったDean Takahashi氏は、VentureBeatで執筆した本件に関するニュースで「Xboxの最後の一人であり、一つの時代の終わりを告げるものだ」と感慨深げに記しています。Berkes氏は約18年間に渡ってマイクロソフトに在籍。1993年の入社当時はWindowsのグラフィック関連のプログラマからキャリアをスタート。90年代後半からゲームに関わるようになり、Ed Fries、Cameron Ferroni、J Allard、Robbie Bachといった面々と今ではマイクロソフトの大きな柱となったXboxプロジェクトを主導してきました。Xboxチーム自体は本体の発売前の2000年に離脱しましたが、Windowsでのゲームの普及に尽力し、マイクロソフトのゲームに大きく貢献しました。近年ではウルトラモバイルPCなどマイクロソフトが遅れをとる分野に携わっていましたが、大きな成果は上げられていなかったようです。同氏は引き続きシアトルにとどまり、新しいベンチャーに参加するとのこと。
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