本日マイクロソフトは、研究者や愛好家のためにKinectのWindows用公式SDK(ソフトウェアデベロップメントキット)をリリースすると発表しました。同社幹部のCraig Mundie氏とDon Mattrick氏が公式ブログで明かした内容によると、Windwos 7上で動作するというKinectの公式SDKは、商用利用バージョンのリリースに先駆けて、まずは非商用バージョンを今春にリリースする計画。昨年11月KinectがXbox 360向けに発売されて以来、オープンソースのPC用ドライバが出回ったことで既に様々なハックや研究が行われてきましたが、Microsoft ResearchとIEBが共同で開発する公式SDKでは、音声やインターフェースのプログラム、センサーの直接的な操作をはじめ、より深いレベルでKinectのシステム情報にアクセスが可能になるそうです。