アメリカ国際貿易委員会が任天堂の調査を開始、モーションコントローラーを巡り | GameBusiness.jp

アメリカ国際貿易委員会が任天堂の調査を開始、モーションコントローラーを巡り

海外報道によれば、アメリカ国際貿易委員会(ITC)が任天堂のWiiを巡って調査を開始したということです。

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海外報道によれば、アメリカ国際貿易委員会(ITC)が任天堂のWiiを巡って調査を開始したということです。

調査はオハイオ州のMotiva LLCからの、任天堂がWiiのゲームやコントローラーにおいて同社の特許を侵害しているという、関税法337条に基づく申し立てを受けたものです。

Motivaは2003年10月からゲームに基づいたフィットネスとリハビリ製品の開発をスタートし、2007年11月と2009年2月に特許を取得しています。

ICTは担当判事を設定し、両社からのヒアリングを行う公聴会の日時を決定します。それを受けて判事は任天堂が337条に違反しているかの裁定を行い、45日以内に結論を出します。

任天堂とMotivaは長い戦いを繰り広げていて(主に『Wii Fit』を巡り)、Motivaは2008年11月に特許を侵害されたとして任天堂を提訴しています。任天堂も今年初めに米国特許商標局に対してMotivaの特許は無効と訴えましたが、こちらは却下されています。ITCの裁定はこれらの裁判よりも先に決着が付く可能性が高そうです。
《土本学》

メディア大好き人間です 土本学

1984年5月、山口県生まれ。幼稚園からプログラムを書きはじめ、楽しさに没頭。フリーソフトを何本か制作。その後、インターネットにどっぷりハマり、幾つかのサイトを立ち上げる。高校時代に立ち上げたゲーム情報サイト「インサイド」を株式会社IRIコマース&テクノロジー(現イード)に売却し、入社する。ゲームやアニメ等のメディア運営、クロスワードアプリ開発、サイト立ち上げ、サイト買収等に携わり、現在はメディア事業の統括。

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