『メトロイドプライム』の立ち上げや、『ちびロボ!』『ペーパーマリオ』シリーズなどを手掛けてきたプロデューサーの田邊賢輔氏が、自身の手掛けた『メトロイドプライム4 ビヨンド』が任天堂における最後の作品になることを明かしました。Nintendo DREAMのインタビューにて明らかになっています。
『メトロイドプライム4』最後の作品に…
田邊賢輔氏は、1980年代より任天堂に在籍する人物です。これまでに手掛けた主な作品は『ペーパーマリオRPG』以降のシリーズ、『マリオvs.ドンキーコング2 ミニミニ大行進!』以降のシリーズ、『ちびロボ!』シリーズなどで、近年は『メトロイドプライム』シリーズや『マリオストライカーズ』シリーズ、『ルイージマンション3』など、海外スタジオ開発作品のプロデューサーなどが目立ちました(MobyGames)。

このインタビューでは、本作にまつわる開発の流れやネタバレを含む設定の裏側まで、細かく語られています。そのなかで、田邊氏は2度、任天堂から退くことを示しています。
ところが、今作の完成までに想像以上の長い時間がかかってしまいました。そして、私はもう今後シリーズの制作に参加できないことが決まっています。ですので、続編の制作については未定ですが、いつの日にか田端さんとレトロスタジオが、この物語を完結してくれたらと、願っています。
(※編注:田端さん=田端里沙氏。任天堂のスタッフで、『プライム4』ではアシスタントプロデューサーと進捗管理を担当。過去作にリメイク版『ペーパーマリオRPG』プロデューサーなど。)
私が任天堂に入社してから40年が過ぎました。この『メトロイドプライム4 ビヨンド』が任天堂で制作する最後のタイトルとなります。しかし、特別なことをするわけではなく、これまで制作された任天堂タイトルと同じく、あらゆる年齢層、プレイヤー層に向けて、おもしろくユニークな体験を届けられるようにとレトロスタジオと力を合わせて完成させました。
―Nintendo DREAM WEB「【ストーリー最終解答】『メトロイドプライム4 ビヨンド』開発スタッフインタビュー」より引用
以上のように、『プライム4』は田邊氏が任天堂で制作する最後のタイトルとなるとのことで、今後のシリーズには関われないということが明言されています。本作はサイラックスとの戦いを中心とした作品の第一弾として位置づけていたようですが、長く時間がかかったこともあり、今後は田端氏に託すことになると言います。
『メトロイドプライム』シリーズは、探索型アクション『メトロイド』の体験を3Dの一人称視点作品に落とし込み、特に海外からきわめて高い評価を得ていた作品です。最新作である『4』も決して評価が低いわけではありませんが、ナンバリングとしては最もメタスコアが低い結果になりました。Game*Sparkレビューでは、オープンなエリアが存在することによる導線の崩壊や、無線ガイドによって能動的な探索が失われているなどを指摘し、スコアは6点となりました。
田邊氏はシリーズの今後の構想を持っていたようですが、『4』の開発が仕切り直しを含み長期に渡ったこと、そして最終的な評価に賛否があることなどから、続編が制作されていくのかに注目が集まります。
『メトロイドプライム4 ビヨンド』は、ニンテンドースイッチ2/ニンテンドースイッチ向けに発売中です。











