iPhoneゲーム、有料販売でもFlashゲームの広告収入よりは期待できる? | GameBusiness.jp

iPhoneゲーム、有料販売でもFlashゲームの広告収入よりは期待できる?

スロープを描いてスキーヤーを導いていく単純明快ながら楽しいゲーム『Solipskier』。本作を開発するデベロッパーMikengregはiPhoneのApp Storeでの売上は、無料で公開しているウェブのFlashバージョンの広告収入を遙かに超える売上を記録していると話します。

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スロープを描いてスキーヤーを導いていく単純明快ながら楽しいゲーム『Solipskier』。本作を開発するデベロッパーMikengregはiPhoneのApp Storeでの売上は、無料で公開しているウェブのFlashバージョンの広告収入を遙かに超える売上を記録していると話します。

同社によれば『Solipskier』は当初ウェブでFlashゲームとして無料で公開し広告収入で稼ぐというモデルを採用したものの、広告収入は僅か1万6000ドル。約400万PVあり、1500万回もプレイされたにも関わらずです。しかもその大部分はGameStopが運営するゲームサイトKongregateがゲーム内にスポンサーとしてついてくれたもので、それが1万5000ドルに上ります。

一方のApp Storeでの成果は2ヵ月で7万ドルにもなりました。初日に1800本売れたのに続いて、Engadgetのようなブログメディアに取り上げられたり、フランスで著名なiPhoneゲームブログiPhon.frで紹介された事でフランスでもトップに立ちました。

ちなみにApp Storeでの価格は350円。

Mikengregは2人でやっているマイクロスタジオだということで、このくらいの売上があれば成り立つのかもしれません。それにしても1500万回遊ばれて純粋な広告収入は1000ドルとは・・・という感じです。

先日取り上げたゴミ箱にちり紙を投げる無料iPhoneゲーム、月に50万ドルを稼ぐはとても大きな反響がありました。このような広告収入+アイテム課金というようなフリーミアムモデルが非常に注目を集めていますが、有料販売もやり方によっては成り立つという話でした。

ゲームはこちらから遊べます。遊び過ぎに注意。
《土本学》

メディア大好き人間です 土本学

1984年5月、山口県生まれ。幼稚園からプログラムを書きはじめ、楽しさに没頭。フリーソフトを何本か制作。その後、インターネットにどっぷりハマり、幾つかのサイトを立ち上げる。高校時代に立ち上げたゲーム情報サイト「インサイド」を株式会社IRIコマース&テクノロジー(現イード)に売却し、入社する。ゲームやアニメ等のメディア運営、クロスワードアプリ開発、サイト立ち上げ、サイト買収等に携わり、現在はメディア事業の統括。

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