バンダイナムコホールディングスが発表した平成23年3月期 第1四半期の業績は、売上高819億1200万円(8.2%)、営業利益29億5300万円、経常利益29億4200万円、純損失16億4400万円でした。好調に推移し、上期の業績予想を上方修正しています。第1四半期は、トイホビー事業における国内定番キャラクター玩具やカード商材が好調だったほか、コンテンツ事業、アミューズメント施設事業もコスト削減が進みました。トイホビー事業では「仮面ライダーW」「ハートキャッチプリキュア!」といった定番キャラクター玩具、デジタルカードダスが好調でした。また、「ハイパーヨーヨー」や「VooV」などの新商品も人気を集めました。海外では「BEN10」の玩具が堅調でした。コンテンツ事業ではコンシューマー機は第1四半期は新規の主力タイトルがありませんでした。業務用では前期から展開する『デッドストーム パイレーツ』を中心に堅調。モバイルコンテンツは有料会員が減少し低調だったとのこと。部門での売上高は329億4800万円、6億1900万円の損失を計上しています。アミューズメント施設では顧客セグメント別の営業戦略に取り組んだ他、引き続き効率化に取り組みました。既存店の売上は96.3%と健闘し、利益を計上しています。第2四半期以降では、新たなフランチャイズ化を目指すソフトを欧米を中心に展開していくとのこと。また、苦戦している中小型タイトルに関しては開発過程における精査をより強化し、収益性を向上させていくとのこと。上期の業績予想は足元が好調なことから、売上高1750億円、営業利益25億円、経常利益25億円、純損失35億円と上方修正しています。ただし、主力タイトルは第3四半期以降に集中することから、通期の予想については据え置いています。
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