ディズニーとPlaydom、買収に向けて大詰めの協議? | GameBusiness.jp

ディズニーとPlaydom、買収に向けて大詰めの協議?

TechCrunchは、ディズニーとPlaydomとの買収交渉が大詰めを迎えていると報じています。

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TechCrunchは、ディズニーとPlaydomとの買収交渉が大詰めを迎えていると報じています。

PlaydomはMySpaceやFacebook向けのソーシャルゲーム大手で、MySpaceでは1位、FacebookでもZynga、EA(Playfish)に続く3位のユーザー数を抱えます。

TechCrunchは双方の6つの異なるソースからの情報として、買収交渉は既にクロージングの段階にあると伝えています。

ディズニーは傘下のスチームボートベンチャーズを通じて既にPlaydomに出資をしていて、先月にも約30億円のラウンドに参加しています。同社はこれまで70億円程度を調達していて、市場価値として3億4500万ドル程度(約320億円)と評価されています。

ただ、トップのZyngaは20億ドル(約1800億円)と評価されていて、Playdomは対抗策として積極的に買収を進めていて、今月に入ってからMetaplaceを買収したほか、先月にはHive7.comを買収。その他にもMerscom、Acclaim Games、Three Melons、Offbeat Creationsといった中小のソーシャルゲームデベロッパーを買い集めています。

一方のディズニーはゲーム事業の強化を進めていて、先月にはiPhone向けゲームデベロッパーのTapulousを買収しています。ソーシャル分野は手薄ですが、強力なIPの投入も有り得るかもしれません。

成長著しいソーシャルゲーム分野ですが、EAのPlayfish買収に続いてディズニーがPlaydomを買収するとなると、勝負が決するまでの時間はそう長くはないのかもしれません。
《土本学》

メディア大好き人間です 土本学

1984年5月、山口県生まれ。幼稚園からプログラムを書きはじめ、楽しさに没頭。フリーソフトを何本か制作。その後、インターネットにどっぷりハマり、幾つかのサイトを立ち上げる。高校時代に立ち上げたゲーム情報サイト「インサイド」を株式会社IRIコマース&テクノロジー(現イード)に売却し、入社する。ゲームやアニメ等のメディア運営、クロスワードアプリ開発、サイト立ち上げ、サイト買収等に携わり、現在はメディア事業の統括。

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