UnityTechnologiesは、同社が提供するiPhone向けゲームエンジンの最新版「Unity iPhone 1.7」をリリースしました。発売されたばかりのiPadに対応しました。既存ユーザーは無償でアップデートを受けることができます。「Unity iPhone 1.7」ではBasicとAdvencedの両方でiPadをサポート。まだ実機を所有していない開発者でも「iPadシミュレーター」で開発に取り掛かることができます。また、自動的にiPad、iPhone、及びiPod touchでも稼働するアプリがデザインできるようにユニバーサルアプリケーションがサポートされています。既に一部の開発者はiPad向けにUnityを利用していて、15タイトル以上がApp Storeに並んでいるそうです。「我々は、 未来のiPadユーザーに新しいゲーム経験をもたらすことのできるこの機会に、Unityデベロッパたちが飛びつくのを見ることをとても嬉しく思っています。iPad発売と同時にこれだけの質の高いゲームを多く持てた事は、この最高にエキサイティングな発明品に追いつくために、開発者に最高のツールとプラットフォームを提供してきた我々のこだわりを際立たせるものです」と同社CEOのDavid Helgason氏はコメントしています。「Unityは驚くべきプラットフォームで、iPadへの移行を一瞬にして行いました。昔のゲームの素材をそのまま再利用することができ(これは既存のゲームの続編)、すぐに稼働させる事ができました」とiPadの『Slug Wars: To Shell and Back』のクリエーターで、Republic of Fun社の社長、Mike Rasmussen氏は話しています。「『Monster Ball』をiPadにのせる事は文字通り、Unityの中のいくつかのプレイヤーのプリファレンスの設定値を設定しビルドするだけでした。Unityのグラフィカル・ユーザー・インターフェース(GUI)が既にアスペクト比の変更を処理していたので、iPadへのポートはとてもシンプルで、まったく面倒ではなく、確実に機能してくれます。Unityを使用するという投資は今回もまた報われました」と『Monster Ball』の共同クリエーターであるThomas Hentschel Lund氏は述べています。さらにInfinite Dreams社はiPadの発売と同時に『iQuarium HD』『Sailboat Championship PRO HD』『JellyInvaders HD』をリリースしたものの、「一度もハードウェアを見る事なくAppleに提出され承認された」とのことです。
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