最近、Microsoft Game Studiosのディレクターに昇進したことで知られるLionheadのクリエイターPeter Molyneux氏。海外サイトのインタビューで、ゲームの体験版は嫌いだとする発言をしています。Molyneux氏はEdge Onlineに対し、「私はデモが嫌いです。デモはゲーム体験の終わりだと思う」などと発言。デモによってプレイヤーに多くを与えすぎることで、ゲームが完全に台無しになったり、混乱させてしまうこともあると説明しています。そこで、体験版という形ではなく、ゲームの最初の45分間を完全に無料でユーザーに与えるべきだと提案したそうです。このアイデアはFable IIのエピソーディック配信という形で既に実現されており、北米マーケットプレースでは、5つのパートに分割されたFable II本編のエピソード1が昨日から無料で配信されています。ゲームの一部をプレイできるように作られた体験版ではなく、本編そのものの序盤が無料でプレイでき、気に入れば続きのエピソードにお金を支払う。このようなゲームの配信形式が、今後増える可能性もあるのでしょうか。
「Game Passは業界を蝕む」―Arkane創設者が大規模レイオフ受け批判、他サービスと共存できない持続性にも疑問を抱く 2025.7.8 Tue 短期的な利益重視のGame Passが業界の将来を危うくしたと指摘し…