ゲーム制作のAI利用に“認証マーク”登場、英国Ukieが新サービス発表―法律事務所が管理体制を審査 | GameBusiness.jp

ゲーム制作のAI利用に“認証マーク”登場、英国Ukieが新サービス発表―法律事務所が管理体制を審査

英国のゲーム業界団体Ukieは、法律事務所Sheridansと提携し、スタジオの適法なAI利用を証明する「AI Certification Mark」を導入しています。

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ゲーム制作のAI利用に“認証マーク”登場、英国Ukieが新サービス発表―法律事務所が管理体制を審査
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英国のゲーム業界団体Ukieは、ゲーム会社のAI利用状況や管理体制を審査し、認証マークを付与する新サービスを発表しました。

法律事務所Sheridansと共同で展開する「AI Compliance and Accreditation Service」と呼ばれるサービスで、急速に変化するAI関連法規への対応を支援するものです。AI利用状況の初期評価から、各社の実態に即したAIポリシーの策定、認証マーク「AI Certification Mark」の付与までを一貫してサポートします。

昨今ではゲーム開発における生成AIの活用が進む一方、著作権や生成物の権利関係など対処すべき課題は少なくありません。今回の取り組みは、こうしたリスクへの対応を企業のみにとどめず、広く示すための仕組みともいえます。今後さらに広がっていくであろうAI技術を用いた制作体制に外部機関からの認証が行われるというのは、健全性を保つための取り組みとも言えるでしょう。

認証マーク取得までの4ステップと実態に即したポリシー策定

「AI Compliance and Accreditation Service」では、画一的な対応ではなく、各スタジオのAI利用状況を把握するところからプロセスが始まります。認証マークの取得は以下の4つのステップで進められます。

  • AI利用状況の申告:現在のAI利用の有無やその目的、使用しているサードパーティ製の生成AIツール、適用されているライセンスなどについて、簡単な非公開の質問票に回答。

  • 初期評価の実施:提出された質問票を出発点として、Sheridansがスタジオと面談しAIの利用状況を評価したうえで主要なリスク領域を特定。

  • オーダーメイドのポリシー策定・見直し:汎用的なテンプレートではなく、スタジオが実際に使用しているツールや慣行に基づき、Sheridansが新たなAI利用ポリシーを作成、または既存ポリシーのレビューと更新を実施。

  • 「AI Certification Mark」の付与:全工程が完了したスタジオには、専門家によるAIコンプライアンス審査を経た証として「AI Certification Mark」を付与。

スタジオは取得した「AI Certification Mark」を掲出することで、自社が専門家によるAIコンプライアンス審査を経たことを対外的に示せます。Ukieの公式ページによると、具体的には企画のピッチや資金調達ラウンド、デューデリジェンス(買収・出資などに伴う事前調査)といったビジネス上の重要な局面で活用できます。

今回の事例は海外での取り組みではありますが、AI利用に伴うリスクへの対応は日本のゲーム業界にとっても共通の課題です。今後、AIの活用だけでなく、その管理体制をいかに整備し、対外的な信頼につなげていくかという点でも参考となる事例といえるでしょう。

《GameBusiness.jp》

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