
エレクトロニック・アーツがパブリッシングを行い、Bit Reactorが手掛けるターン制戦略ゲーム『STAR WARS ゼロ・カンパニー』について、海外メディアGame Fileが、当初は本作が『Apex Legends』のIPを使用した作品として企画されていた可能性を報じています。
幻となった『Apex』関連の戦略ゲーム
『STAR WARS ゼロ・カンパニー』は、名作映画シリーズ「スター・ウォーズ」のIPを活用したシングルプレイ専用のターン制戦略ゲームです。プレイヤーはクローン・トルーパーやドロイド、ならず者などで構成される「ゼロ中隊」を率い、銀河各地の戦場へと身を投じていきます。



本作の開発元Bit Reactorでは現在、共同創設者のGreg Foertsch氏と、同じく共同創設者で元最高執行責任者のAlison Kelly氏との間で訴訟が継続中。Game Fileはその裁判資料を調査し、同スタジオの設立や本作の企画が成立するまでの経緯を報じました。
裁判資料によると、Bit Reactorの前身のチームは2019年ごろからターン制戦術ゲームの企画を進めており、2020年1月にRespawn Entertainment(以下、Respawn)の幹部へ企画を提案する機会を得たとのこと。Foertsch氏側が提出した資料では、同年春にRespawn共同創設者の故ヴィンス・ザンペラ氏を指すとみられる「VZ」から、同社指定のIPを使用した企画を提案するよう求められたとしています。
これを受けFoertsch氏は、資料を作成してRespawnの関係者にプレゼンテーションを実施。裁判資料には『Apex Legends』関連の企画への言及があり、Game Fileはこれが当初のターン制戦術ゲームだった可能性を指摘しています。なお、『Apex Legends』と『タイタンフォール』シリーズのつながりから、IGNでは『タイタンフォール』の世界を舞台にした作品と表現していますが、その具体的な内容は明らかになっていません。
その後、Foertsch氏による当初の企画は実現しませんでしたが、ザンペラ氏が別の題材を用いて提案するよう促し、そこで提示されたのが「スター・ウォーズ」だったとされています。EAでは企画を進めるにあたり法人との契約を希望したため、2021年にBit Reactorが設立。企画は『STAR WARS ゼロ・カンパニー』へと発展したようです。
結果的に本作は2026年8月28日の発売前から注目を集め、レビュー集積サイトMetacriticではメタスコアが85、ユーザースコアが7.8と高い評価を受けることに。Steamレビューも記事執筆時点で約13,000件が集まり、“非常に好評”目前の好評率79%となっています。
なお、Game*Sparkでは本作の先行プレイレポートも掲載しておりますので、ぜひこちらもご覧ください。
『STAR WARS ゼロ・カンパニー』は、PC(Steam/Epic Gamesストア/EA app)/PS5/XBOX Series X|S向けに発売中です。












