
韓国サムスン電子は2026年7月30日に開催した2026年第2四半期の決算説明会にて、世界的なメモリチップ不足が2028年まで続くとの見通しを示したとCNETが報じています。
メモリ不足、当面は解消の余地はなさそう
近年はAIの急速な成長により、メモリやストレージといった部品の値段が大幅な上昇を続けています。
CNETの記事によると、サムスン電子のメモリ事業担当のキム・ジェジュン氏は「2028年まで、供給が大きく上積みされる可能性は低いとみている。顧客からの引き合いを踏まえると、今年満たせなかった需要は来年に持ち越され、需給は一段と逼迫していく。供給不足は2026年より2027年の方が深刻になり、2028年まで解消しないというのがわれわれの見方だ」と述べたとのこと。
なお、2029年以降については、先行きが不透明なため判断が難しいとしています。
2027年以降もメモリの価格上昇が続くことはメモリ生産の大手3社(サムスン電子、SKハイニックス、マイクロン・テクノロジー)の一角であるSKハイニックスのCEOも明言しており、同社は2030年以降も供給量が追いつかなくなる可能性を示しています。
また、米IGNによると、マイクロンについても6月の決算報告にてメモリ不足は2027年まで続くと予想していると述べたとのこと。同社は2028年には供給が徐々に改善すると予想しているそうですが、メモリの供給が需要の増加に追いつく時期についての見通しは立っていないそうです。
そのほか、米国調査機関も2027年にはメモリの価格が2026年当初の約2.5~3倍に達する見通しを示しています。今後のメモリの値上げの流れは、もはや避けられないのはほぼ間違いないでしょう。
※UPDATE(2026年8月4日10時23分):見出しを修正しました。











