ゲームユーザーの75.6%が「手動操作」主流、オート中に約66%が虚無感─Lighthouse Studio調査 | GameBusiness.jp

ゲームユーザーの75.6%が「手動操作」主流、オート中に約66%が虚無感─Lighthouse Studio調査

ゲームメディア「神ゲー攻略」を運営するLighthouse Studioの調査で、ゲームユーザーの約4人に3人が手動操作を中心にプレイし、オート機能利用時に約3人に2人が「虚無感」を経験している実態が明らかになった。

市場 調査
ゲームユーザーの75.6%が「手動操作」主流、オート中に約66%が虚無感─Lighthouse Studio調査
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ゲームメディア「神ゲー攻略」を運営するLighthouse Studio(CARTA HOLDINGSグループ)は2026年6月29日、全国のゲームユーザー300名を対象に実施した「オート・放置機能」に関する意識調査の結果を発表しました。オート機能の普及が進むなかでも、ユーザーの75.6%が手動操作中心のプレイスタイルを維持しており、オートプレイ中に「虚無感」を感じた経験があるユーザーは65.7%にのぼることがわかりました。

調査概要

本調査は2026年4月24日から4月30日にかけて、全国のゲームユーザー300名を対象にオンラインアンケート形式で実施されました。調査では、オート・放置機能の利用実態や、それに伴う心理的影響、ゲームプレイの定義にまで踏み込んだ質問が行われています。

手動操作が依然主流、「オート中心」は24.4%にとどまる

普段のプレイ時間における手動操作とオート・放置の比率を尋ねたところ、「手動操作の方が多い」が41.3%、「ほぼすべて手動操作している」が34.3%で、合計75.6%が手動操作中心と回答しました。一方、「オート・放置(鑑賞)の方が多い」は20.0%、「ほぼすべてオート・放置している」は4.4%にとどまり、オート機能の普及にもかかわらず、自ら操作するプレイスタイルが主流である実態が浮き彫りになりました。

オート中の「ながら行動」、首位は動画コンテンツ視聴

オート機能利用中の「ながら行動」(複数回答可)では、「動画コンテンツを見る」が47.7%で首位。以下、「SNSを見る・投稿する」(35.0%)、「音楽やラジオ、ポッドキャストを聴く」(27.0%)、「仕事や勉強、家事、食事など」(24.0%)と続きました。「そもそもオート機能を使用しない」は11.3%でした。

オート鑑賞中に目を奪われるのは「キャラの動き」

オート進行中に画面を「鑑賞」している際に最も目を奪われる要素(複数回答可)は、「キャラの可愛らしい・かっこいい動き」が39.7%で最多。「必殺技のド派手な演出やアニメーション」(34.3%)、「キャラの美麗な3Dモデル」(33.0%)が続き、キャラクターのビジュアル品質がユーザーの注目を集める主要因であることが示されました。「画面はほとんど見ていない」は17.7%でした。

手動操作ゲームは「面白いが疲れている時は敬遠」

画面から目が離せず、常に手動操作が求められるゲームについては、「面白いが、疲れている時は敬遠しがち」が41.3%で最多。以下、「自分で操作する楽しさがあって一番好きだ」が31.0%、「拘束時間が長く、タイパが悪いと感じる」が17.7%、「複雑な手動操作がそもそも面倒・苦手だ」が10.0%と続きました。

報酬が同じなら「手動だが3分」が約7割

報酬が同一という条件で「常に手動操作が必要だが3分で終わるクエスト」と「完全放置のオートだが10分かかるクエスト」のどちらを選ぶかを尋ねた質問では、67.7%が前者を選択。短時間でも能動的なプレイ体験を好む傾向が明確に示されました。

実況動画を「見るだけで満足」が約8割

話題の新作ゲームについて、自分ではダウンロードや購入をせず「実況動画(プレイ動画)を見るだけで満足してしまう」ことがあるか尋ねたところ、「よくある」(21.7%)、「たまにある」(39.3%)、「1~2回はある」(16.7%)を合わせて77.7%が経験ありと回答しました。「まったくない」は22.3%でした。

オート中の「虚無感」、65.7%が経験

オート機能で鑑賞・放置をしている最中に「自分は今、ゲームを遊んでいると言えるのか?」という虚無感を感じた経験については、「何度もある」(18.7%)と「たまにある」(47.0%)を合わせて65.7%が経験ありと回答。「まったく感じない」は34.3%でした。

9割以上オートのゲームは「鑑賞用アプリ」が最多

9割以上がオートや放置で進むゲームに対する認識では、「ゲームというより鑑賞用アプリだ」が42.3%で最多。「育成や編成を楽しむ立派なゲームだ」が40.0%、「自分で操作しないならゲームではない」が17.7%と、オート偏重型ゲームへの評価は二分される結果となりました。

鑑賞体験の向上には「バトル即時完了」を希望

オートプレイ中の「鑑賞」体験をより良くするために実装してほしい機能(複数回答可)としては、「バトルを即時完了し結果だけを見る機能」(38.3%)が最多。次いで「映画のように自動で視点が変わるカメラ」(34.3%)、「バックグラウンドで自動周回する機能」(29.3%)、「UI非表示で映像だけを見る鑑賞モード」(26.0%)が続きました。

新規ゲーム選びで「オート機能の充実」を重視する人は合計46%

新しくゲームを選ぶ際に「オート機能の充実」についてどのくらい重視するかを尋ねた項目では、「あれば嬉しいが選ぶ基準にはならない」が39.0%で最多。「必須ではないが重要な判断基準の1つ」が36.0%、「むしろすべて自分で操作する方が好き」が15.0%、「最優先(無いゲームは遊ばない)」が10.0%と続きました。「最優先」と「重要な判断基準」を合わせると46.0%にのぼり、オート機能がゲーム選択の一因となっている一面もみえます。

現代のバトルは「眺めるショー」、プレイとは「育成・編成を見守ること」

現代のゲームにおけるバトル(戦闘)の意味合いについては、「キャラの活躍や映像を眺める『ショー』」(38.3%)が最多。「アイテム稼ぎや進行のための作業」(32.4%)、「自分の腕前で攻略する試練」(29.3%)が続き、ゲーム体験の重心が「操作」から「観賞」へとシフトしつつあることが読み取れます。

また、現代のゲームにおける「プレイする(遊ぶ)」ことの定義を尋ねた質問では、「育成や編成を考え、結果を見守ること」が41.0%で最多となり、「自分で操作し、腕前でクリアを目指す」(37.0%)、「美しい世界観やキャラの活躍を鑑賞する」(22.0%)を上回りました。

今回の調査結果は、オート機能の実装が進むモバイルゲーム市場において、ユーザーが単なる「効率」や「放置」だけを求めているわけではないことを示しています。手動操作への根強い需要と、オート機能の利便性への期待が併存しており、機能実装の優先度やユーザー体験設計を検討するうえで参考となるデータと言えるでしょう。

なお、本調査は回答者数300名のオンラインアンケートによるものであり、全ゲームユーザーを代表する統計ではない点には留意が必要です。また、回答者の年齢層や性別、ゲームジャンル別の分布、利用プラットフォームの内訳は非公開となっています。

《GameBusiness.jp》

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