SEO対策ツール「ミエルカSEO」を提供する株式会社Faber Companyは、生成AIの普及に伴い注目を集める「GEO(Generative Engine Optimization)」および「LLMO(Large Language Model Optimization)」に関する意識調査レポート【2025年版】を公開しました。
調査は同社のメールマガジン読者を対象に実施し、会社員211名から回答を得たもので、企業におけるAIの活用状況やSEOに対する意識変化、GEOへの取り組みの実態などを明らかにしています。
生成AI利用は日常化、しかしGEO対応は限定的
調査結果によると、生成AIの利用頻度は「毎日」が最多の36.5%、次いで「週2~3日程度」が24.6%となり、多くの企業が生成AIを日常業務に取り入れていることが判明しました。
ChatGPTやGeminiをはじめとした生成AIの浸透により、「検索エンジンで調べる」行動が「生成AIで調べる」行動へと変化しつつあります。この変化に対応する新たな概念として、「GEO(Generative Engine Optimization)」「LLMO(Large Language Model Optimization)」といったワードも登場し、業界で注目が高まっています。
流入チャネルは自然検索が依然として主力
流入チャネルについては、BtoC・BtoB問わず「自然検索」が最多となりました。特にBtoC業態では6割超を占めており、検索エンジン経由の流入が依然として重要な位置を占めていることが明らかになりました。
GEO投資への議論は半数以上が未着手
GEOへの投資について、53.0%が「投資すべきかの議論はまだしていない」と回答しました。実際にGEOに取り組んでいる企業は19.5%にとどまっており、新しい概念への対応はまだ限定的な状況です。
一方で、SEOの重要度については「変わらない」または「より高まる」との回答が66.4%を占めました。生成AIの普及によってSEOの重要性が薄れるどころか、「さらに高まる」と感じている担当者が多数を占めていることが明らかとなりました。
Faber Companyでは、企業のマーケティング・SEO担当者を中心とした読者を対象に、GEOやLLMOに関する認知度・取り組み状況・課題意識、そして今後のSEOのあり方についての意識調査を実施しました。
調査概要
調査名:GEO(AIO/LLMO)に関する意識調査【2025年版】
実施主体:株式会社Faber Company
調査対象:当社メールマガジンを受信している会社員
調査期間:2025年6月12日~6月30日
有効回答数:211名
調査方法:メールマガジン読者を対象としたWebアンケート調査
調査結果の詳細をまとめたレポートは、同社のWebサイトよりダウンロード可能です。このレポートは、BtoB/BtoC企業のマーケティング担当者、SEOに携わるWeb担当者、生成AI時代の検索行動に課題を感じている方におすすめの内容となっています。