
2025年7月14日、アラブ首長国連邦を拠点とするゲームパブリッシャー兼デベロッパーRed Dunes Gamesは、『天誅』『侍道』『AKIBA’S TRIP』など、独自ジャンルの草分けとも言える作品を手がけてきたアクワイアと複数年にわたる共同開発契約を締結したことを発表しました。
グローバル展開を狙う3プロジェクトが既に進行中
Red Dunes Gamesおよびアクワイアは、『メタルマックス』シリーズの開発者が多く在籍するKohachi Studioと共同で、横スクロールアクションゲーム『Black Finger JET』を現在開発中です。
今回の協業発表時点では、「Project Tremor」「Project Umbra」「Project Shadowcar」の3プロジェクトがすでに開発中。それぞれ都市を揺るがす怪獣バトル、ダークファンタジーの狩猟劇、疾走する列車を舞台に展開するスパイサスペンスになっているとのこと。
どのタイトルも、PCおよび主要コンソール向けにグローバルリリースが行われる予定です。なお、東京ゲームショウなどのイベントにてワールドプレミアの開催も予定しています。

Red Dunes Games の CEO 兼クリエイティブディレクターであるスルタン・ダルマキ氏は、今回の協業について以下のコメントを寄せています。
「アクワイアは、深い創造性を持つ、まさに伝説的なスタジオです。そんな彼らと共に、次世代のオリジナルゲームを創り上げていけることを大変光栄に思います。 今回のパートナーシップは、物語が文化を越えて広がり、イノベーションに地域の壁が存在しないことを示すものです。 そして、ゲーム業界の未来は、まさに国境を越えたコラボレーションの中にあると、私たちは信じています」

また、アクワイアの代表取締役社長である遠藤琢磨氏は、「アクワイアは、これまでも“日本発のオリジナリティ”を大切にゲーム開発を続けてまいりました。今回、Red Dunes Gamesという素晴らしいパートナーと出会い、グローバルに新たな挑戦ができることを大変嬉しく思っております」とコメントを寄せました。
Red Dunes Gamesとアクワイアの協業は、オリジナルゲームの制作、グローバル展開、業界パートナーシップ、多様なストーリーテリングを一体化した、長期ビジョンの礎となるものとしています。