Adobe、無料ですぐ使える画像生成AI『Firefly』ウェブ版提供開始。Photoshopの「生成塗りつぶし」「生成拡張」も。権利クリア画像で学習 | GameBusiness.jp

Adobe、無料ですぐ使える画像生成AI『Firefly』ウェブ版提供開始。Photoshopの「生成塗りつぶし」「生成拡張」も。権利クリア画像で学習

Adobeが独自の画像生成AI『Firefly』の正式提供を開始しました。

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Adobeが独自の画像生成AI『Firefly』の正式提供を開始しました。

Fireflyはアドビが独自開発した画像生成AI。日本語を含む文章から画像を生成できる、いわゆる Text to Image の他、既存の画像から一部や背景を消して指示した内容で置き換える「生成塗りつぶし」、写っていない・描かれていない部分まで広げる「生成拡張」、指示した内容やスタイルで文字列を描く「テキスト効果」など、さまざまな機能を備えます。



Adobe Fireflyは半年ほどβテストを続けていましたが、一般提供に伴い「Adobe Firefly web版」も正式に提供を開始しました。

Photoshopと同じ「生成塗りつぶし」を含め、多くの生成AI機能を無料で誰でも利用できます。

利用には「生成クレジット」を消費し、なくなると生成が低速になります。次の月にリセットされて増えるのを待つか、有料で購入して必要なだけ使うことも可能です。

Web版のほか、FireflyはAdobe Creative Cloud の各アプリにネイティブ統合されており、こちらでも利用できます。

Fireflyの特徴のひとつは、Adobeが運営するストック画像サービス Adobe Stockの画像や、すでに著作権が消滅したパブリックドメイン画像など、権利フリーな素材を学習して作られたモデルを提供すること。

第三者が権利を保有する学習元画像にそっくりで、それ自体が権利侵害を構成しかねない結果を生成する可能性が非常に低くなります。

(生成結果のレベルで言えば、AIでも人力でも結果として権利侵害になるかどうかなので、「安全」な素材を学習したモデルから問題ある画像が出力されない保証にはなりませんが)。

また、Firefly 生成のコンテンツには自動で出自を示す「コンテンツクレデンシャル」情報が埋め込まれ、AI生成なのか等をトレースしやすくなっていることも特徴のひとつ。

エンタープライズ版では自社ブランドコンテンツなどを学習させたモデルの作成やAPIアクセスも提供。

社内で「安全」な画像生成AIとして利用したり、自社キャラクターなどを生成可能にしたうえでサービスに組み込みマネタイズといったことも可能になります。




セレニティー (字幕版)
¥400
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
Firefly: Complete Series [Blu-ray]
¥3,233
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
《Ittousai》

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