【決算】TCG好調のブシロード、『ヴァイスシュヴァルツ』が過去最高売上も純利益4割減 | GameBusiness.jp

【決算】TCG好調のブシロード、『ヴァイスシュヴァルツ』が過去最高売上も純利益4割減

株式会社ブシロードが14日に発表した2023年6月期の連結業績(2022年7月1日~2023年6月30日)は、売上高487億9900万円(前年同期比16.3%)、営業利益33億8500万円(▲0.1%)、経常利益45億300万円(▲11.9%)、親会社株主に帰属する四半期純利益20億5000万円(▲41.5%)となりました。

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株式会社ブシロードが14日に発表した2023年6月期の連結業績(2022年7月1日~2023年6月30日)は、売上高487億9900万円(前年同期比16.3%)、営業利益33億8500万円(▲0.1%)、経常利益45億300万円(▲11.9%)、親会社株主に帰属する四半期純利益20億5000万円(▲41.5%)となりました。

新型コロナウイルス感染症の影響を受けた経済環境の中、ブシロードは『IPディベロッパー』戦略のもと、トレーディングカードゲーム(TCG)を柱にグローバル展開を推進。2023年6月30日には、Cygamesとの共同制作であるTCG『Shadowverse EVOLVE』の英語版を発売し、北米・アジア・ヨーロッパなど全世界へスタッフを派遣して講習会ツアーを開始しました。

エンターテイメント事業では、TCGユニットが売上拡大に貢献。特に『ヴァイスシュヴァルツ』は世界的IPの商品を多数発売し、過去最高売上を達成。また、『Shadowverse EVOLVE』も売上増に寄与しました。デジタルコンテンツユニットでは、新規タイトルのリリースがあったものの、既存タイトルの売上低迷やサービス終了、未リリースタイトルの開発費の計上などにより軟調に推移したとのことです。

スポーツ&ヘルスケア事業では、新日本プロレスリングの国内観客動員が回復傾向にあり、大型イベントの収入が大きく寄与。女子プロレスブランド「スターダム」も動員を伸ばし、ブシロードファイトとして当連結会計年度の営業利益は過去最高となりました。

以上の結果、エンターテイメント事業の売上高は418億2447万円(前年比15.0%増)、セグメント利益は30億4784万4000円(前年比11.2%減)。スポーツ&ヘルスケア事業の売上高は69億7476万7000円(前年比24.6%増)、セグメント利益は3億3813万6000円(前年はセグメント損失4189万8000円)となりました。

今期の通期業績予想は、売上高は510億円(4.5%)、営業利益は20億円(▲40.9%)、経常利益は23億円(▲48.9%)、親会社株主に帰属する当期純利益は12億3400万円(▲39.8%)としています。

《GameBusiness.jp》

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