大ヒットドラマ「ブレイキング・バッド」のGTA的ゲーム計画は暗礁に乗り上げたまま…“期待しないほうがいい” | GameBusiness.jp

大ヒットドラマ「ブレイキング・バッド」のGTA的ゲーム計画は暗礁に乗り上げたまま…“期待しないほうがいい”

ホワイト先生とジェシーのゲーム内競演は実現しそうにありません。

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大ヒットドラマ「ブレイキング・バッド」のGTA的ゲーム計画は暗礁に乗り上げたまま…“期待しないほうがいい”
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米ドラマ「ブレイキング・バッド」とそのスピンオフ「ベター・コール・ソウル」で監督を務めたヴィンス・ギリガン氏は、「ブレイキング・バッド」の世界を舞台にしたゲームを作る計画や試みはあったが、実現しなかったことを明かしました。

「ブレイキング・バッド」は、まじめで善人だが安月給の高校化学教師として働く主人公ウォルター・ホワイトが余命数年を宣告され、家族にお金を残すためと始めた高品質な違法ドラッグの製造・販売で予想外の成功をおさめ市場に君臨。やむなく足を踏み入れたはずの裏社会に魅入られ、ウォルター自身が悪に染まっていく……というストーリーで2008年~2013年にかけて放送、「過去数十年で最も高い評価を受けた作品」と言われ、数々の賞を受賞した世界的大ヒットドラマです。

同作で製作総指揮・脚本・監督を務めたギリガン氏は出演したInside The Gilliverseのポッドキャスト番組で、「ブレイキング・バッド」の世界を舞台にしたビデオゲームを作る計画や試みはあったが、さまざまな理由で実現しなかったと明かしました。

実現にこぎつけなかった原因としてギリガン氏は、「ビデオゲームを作るのは非常に難しいことです。何年も何年も、何百万ドルもかかります」と番組内で述べています。実際にはモバイル版の『Breaking Bad: Criminal Elements』が2019年6月にリリースされたものの、ほとんど話題にならず2020年9月にサービスを終了しました。

もう1つの“障壁”となったのは、「ブレイキング・バッド」のキャラクターと名前を使うからには、ギリガン氏含め関係者たちの納得する品質を満たさねばならないという、ハードルの高さにあったようです。ファンにとっては残念ですが、ウォルター・ホワイト主演のGTA的ゲームを待ち望んでいる人たちに対してギリガン氏は、現時点では「期待しないほうがいい」とコメントしています。


《稲川ゆき@Game*Spark》

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