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KLabが2022年12月期 第2四半期の決算を発表―既存タイトルが堅調ながら売上高は前年同期比で28.6%減

KLabが2022年12月期 第2四半期の決算を発表しました。既存タイトルは堅調ながら、運営タイトルの減少、『キャプテン翼』のセールスの伸び悩みなどにより、売上高は前年同期比で28.6%減となっています。

企業動向 発表
KLabが2022年12月期 第2四半期の決算を発表―既存タイトルが堅調ながら売上高は前年同期比で28.6%減
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2022年8月4日、KLabは2022年12月期 第2四半期の決算発表を行いました。

2022年12月期 第2四半期(2022年1月1日~2022年6月30日)の連結業績

(単位:百万円)

2022年2Q

2022年1Q

前四半期

増減比

2021年2Q

前年同四半期

増減比

売上高

4,246

4,111

3.3%

5,944

△28.6%

売上総利益

652

(15.4%)

608

(14.8%)

7.2%

601

(10.1%)

8.5%

営業利益

△164

(△3.9%)

△281

(△6.9%)

―――

△337

(△5.7%)

―――

経常利益

234

(5.5%)

△123

(△3.0%)

―――

△432

(△7.3%)

―――

親会社株主に帰属する

四半期純利益

△165

(△3.9%)

△177

(△4.3%)

―――

△321

(△5.4%)

―――

※カッコ内は売上比率

売上高は4,246百万円(前四半期増減比 +3.3%)、営業利益は△164百万円(前四半期差異 +117百万円)となりました。既存タイトルは安定的に推移しているものの、運営タイトルの減少、『キャプテン翼』の周年キャンペーンが前期よりも下回って推移したため前年同期比では28.6%減少しています。

営業損失は業務委託費や広告費の抑制で164百万円にとどめ、為替差益の計上などにより、経常利益は黒字化しています。また、『ラピスリライツ』のソフトウェア資産410百万円を減損損失に計上したものの、ANYCOLORの株式を売却したことから四半期純損失は165百万円となっています。個々のタイトルについて前四半期と比較した売上高に関しては、以下のような分析が述べられました。

ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル

4月に周年があったことから、JP版、GL版ともに前四半期比で増加。長期的には減衰傾向であるものの、1Qから引き続き、安定して推移。

BLEACH Brave Souls

例年は周年前の買い控えにより軟調傾向となる時期だが、今期は安定的に推移。前四半期比では、JP版は横ばい、GL版は増加。

キャプテン翼 ~たたかえドリームチーム~

周年キャンペーンに関連するセールスが伸び悩み。前四半期比では、JP版、GL版ともに増加。

うたの☆プリンスさまっ♪ Shining Live

JP版は「サンリオキャラクターズ」とのコラボ実施により伸長、前四半期比で大幅に増加 。GL版も安定的に推移し、前四半期比で増加。

今後のパイプラインに関しては、新規開発案件としてElectronic Artsとの共同開発によるスポーツシミュレーションゲーム、Aimingと提携した『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』を題材としたタイトルが進行中。

海外向けタイトルの開発支援モデルとしては『ジョジョの奇妙な冒険 黄金賛歌』、『東方Project』を題材としたタイトル、『天元突破グレンラガン』を題材としたタイトルなどが進行中です。

詳細はKLabのIRニュースページをご確認ください。

《蚩尤》

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