都市電力シム『Power to the People』―特に「心に秘めたエンジニア魂」を発揮したい人にぴったり【開発者インタビュー】 | GameBusiness.jp

都市電力シム『Power to the People』―特に「心に秘めたエンジニア魂」を発揮したい人にぴったり【開発者インタビュー】

開発者も認めるニッチな作品。有志翻訳も大歓迎だそうです。

ゲーム開発 インディー
都市電力シム『Power to the People』―特に「心に秘めたエンジニア魂」を発揮したい人にぴったり【開発者インタビュー】
  • 都市電力シム『Power to the People』―特に「心に秘めたエンジニア魂」を発揮したい人にぴったり【開発者インタビュー】
  • 都市電力シム『Power to the People』―特に「心に秘めたエンジニア魂」を発揮したい人にぴったり【開発者インタビュー】
  • 都市電力シム『Power to the People』―特に「心に秘めたエンジニア魂」を発揮したい人にぴったり【開発者インタビュー】
  • 都市電力シム『Power to the People』―特に「心に秘めたエンジニア魂」を発揮したい人にぴったり【開発者インタビュー】
  • 都市電力シム『Power to the People』―特に「心に秘めたエンジニア魂」を発揮したい人にぴったり【開発者インタビュー】

気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企画。今回は、Hermes Interactive開発、PC向けに2月9日にリリースされた都市電力シミュレーション『Power to the People』開発者へのミニインタビューをお届けします。

本作は、街の電力網を管理するマネジメントシミュレーション。街の成長で増え続けるエネルギー需要に対応するため、発電所や変電所、エネルギー貯蔵施設、電線を適切に配置して管理するとともに、様々なトラブルや災害に対処しなければなりません。記事執筆時点では日本語未対応。

『Power to the People』は、1,520円で配信中


――まずは自己紹介をお願いします。一番好きなゲームは何ですか?

Federico Casares氏(以下Federico)アルゼンチン出身のインディーゲーム開発者、Federico Casaresです。34歳で、今はデンマークに住んでいます。これまでに『Winds Of Trade』『Automachef』そして本作の3作品をリリースしてきました。大好きなゲームはたくさんあるのですが、『シムシティ』シリーズ、『ローラーコースタータイクーン』『Kerbal Space Program』は本当に特別な存在ですね。

――本作の開発はなぜ始まったのですか?

Federico良い質問ですね。私は昔からエンジニアリングに関係するあらゆるものに興味がありました。そして都市建設ゲームの大ファンでもあったので、このジャンルに技術的な要素を追加するというのはとても自然なことのように感じたのです。

――本作の特徴を教えてください。

Federico説明をご覧いただければ分かる通り、本作はとてもニッチな作品です。他の都市建設ゲームとは異なり、プレイヤーは都市の計画作りや建設を直接行いません。プレイヤーはサポート役に徹し、都市の繁栄を支えるのです。

――本作はどんな人にプレイしてもらいたいですか?

Federico本作は特に「心に秘めたエンジニア魂」を発揮したい人にぴったりだと思います。私のように技術的なものが大好きで、複雑な問題の解決策を見つけることに喜びを見出す人ですね。

――本作が影響を受けた作品はありますか?

Federicoいつも通り、たくさんのものから影響を受けています。グラフィックスタイルは部分的に『トランスポートタイクーン』のような90年代のクォータービューのゲームから影響を受けています。ゲームプレイ面では、少しだけ『シムシティ』『Mini Metro』『Oilcap』から影響を受けました。

――本作の日本語対応予定はありますか?有志翻訳は可能ですか?

Federico現時点では日本語ローカライズの計画はありません。私たちのスタジオは小さく、リソースも限られているからです。しかし有志翻訳でしたら、もちろん喜んで採用させていただきます!Discordかメールでご連絡いただけると幸いです。

――新型コロナウイルスによる開発への影響はありましたか?

Federico幸運にも、以前から開発チームはリモートで作業していたこともあり、パンデミックによる影響は大きくありませんでした。本作はデンマーク、ノルウェー、イタリア、ブラジル、アルゼンチン、イギリス、アメリカ、その他の国からも開発をサポートしてもらっています。

――本作の配信や収益化はしても大丈夫ですか?

Federicoノープロブレムです!

――最後に日本の読者にメッセージをお願いします。

Federico日本語ローカライズはされていませんが、本作をぜひ遊んでみていただき、楽しんでいただけると嬉しいです。そしてもちろん、有志翻訳プロジェクトに興味がある方がいらっしゃいましたら、お気軽にご連絡ください。

――ありがとうございました。

◆「注目インディーミニ問答」について
本連載は、リリース直後インディーデベロッパーメールで作品についてインタビューする連載企画です。定期的な連載にするため質問はフォーマット化し、なるべく多くのデベロッパーの声を届けることを目標としています。既に500を超える他のインタビュー記事もあわせてお楽しみください。

《Chandler@Game*Spark》

この記事の感想は?

  • いいね
  • 大好き
  • 驚いた
  • つまらない
  • かなしい
【注目の記事】[PR]

関連ニュース

特集

人気ニュースランキングや特集をお届け…メルマガ会員はこちら