『FF14』禁止事項・ペナルティポリシーに変更―ハラスメントや過度な批判など迷惑行為の具体的なコミュニケーションも例示 | GameBusiness.jp

『FF14』禁止事項・ペナルティポリシーに変更―ハラスメントや過度な批判など迷惑行為の具体的なコミュニケーションも例示

「コミュニケーションにより生じるトラブルに関する禁止行為の項目」は全プレイヤー必読。

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『FF14』禁止事項・ペナルティポリシーに変更―ハラスメントや過度な批判など迷惑行為の具体的なコミュニケーションも例示
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スクウェア・エニックスは2021年10月27日、MMORPG『ファイナルファンタジーXIV(以下、FF14)』における「禁止事項」および「アカウントペナルティポリシー」の変更を発表しました。

「禁止事項」の主な変更点はゲーム内で繰り返し行われるRMT業者による不正行為への対策です。パーティ募集掲示板において不正な募集や宣伝を繰り返し、通常のゲームプレイにも支障がでていたこと、またRMTサービスにつながる外部サイト等への誘導が行われていたことを同社は以前より確認していたとのことです。今回は具体的に下記の2点が追加されました。

  • パーティ募集掲示板の目的から著しく外れた募集を行う行為

  • パーティ募集掲示板において、他者のコンテンツのクリアやアイテムの入手等の手助けを目的とした活動を宣伝する行為

ただし、インスタンスダンジョンや高難易度コンテンツのクリアが難しいというビギナー向けの救済措置は用意されています。具体的には「手伝ってほしい側が報酬を提示」してパーティ募集をする場合は禁止行為に該当せず、逆に「攻略100万ギルで請け負います」と報酬を要求する募集行為は禁止事項にあたります。ゲーム内経済に悪影響を及ぼしかねないRMT行為への対策として、こういった禁止事項の追加はいたしかたなしとも言えるでしょう。

一方で新たに追加された「主にコミュニケーションにより生じるトラブルに関する禁止行為の項目」は、より踏み込んだ細かな内容となっています。「規約の禁止事項に書かれていないからOK」というルールの悪用を防ぐ意味でこれまで記載されていなかった部分も“ひとつの参考例として”大幅に加筆。特定の人種・宗教・性別などへの差別的表現、深く精神的苦痛を与えるとされている行為などの常識的範疇のものから「ストーキング行為とつきまとい行為の違い」まで、その内容は多岐にわたります。

過度な批判/非難/否定/嘲笑などの他者を刺激したり軽視したりする表現の例。その他にも様々なケースが例示されている

楽しむためのMMORPGという世界で不快な発言・行為は絶対に慎むべきという大前提ありきではありますが「少しでも他者にとって不快であるかもしれない内容だと感じた場合には、表現しないようにしましょう」という部分は、むしろ行き過ぎた規制によるコミュニケーションの断絶を生みかねない危惧もあります。

その他、ゲーム内の違反行為の“重さ”により細かく設定されているペナルティポイントに、日数経過による減衰システムが導入され、その意図やこれまで公開されていなかった情報などが公式サイトにて解説されています。よりよい「FF14」ライフを送るためにも、現役プレイヤーはぜひとも目を通しておくべき内容といえるでしょう。

(C) SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.

※UPDATE(2021/10/27 23:30):見出しを一部修正しました。

《稲川ゆき@Game*Spark》

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