航空宇宙企業Rocket Labが行う次の人工衛星打ち上げミッションにValveのゲイブ・ニューウェル氏が参加し、Valveゲームに登場する人形“ノーム・チョムスキー(Gnome Chompski)”を宇宙に送り出すことが明らかとなりました。海上監視衛星や通信衛星、学生が作成した衛星など、様々な企業の衛星とともに打ち上げられるノーム人形はWeta Workshopが制作。3Dプリントされたチタン製で、将来の宇宙船用の部品に採用される可能性のある3Dプリント技術をテストすることを目的としています。また、ミッションのすべてのフェーズでキックステージ(小型衛星を宇宙に展開するシステム)に取り付けられたままとなり、軌道離脱プロセス中に大気圏で燃え尽きるそうです。「キックステージ」紹介映像なお、ゲイブ・ニューウェル氏はミッションのライブストリームの視聴者数に応じてStarship Children's Hospitalの小児科集中治療室に寄付を行うとのこと(視聴者1人に付き1ドル)。ロケットの打ち上げは11月16日からの14日間にニュージーランドのマヒア半島にあるComplex 1で行われます。ちなみに『Half-Life 2: Episode Two』にはゲーム序盤に落ちているノーム人形をゲーム終盤まで運び、ロケットに乗せて打ち上げるという実績(「小さなロケットマン」)があり、今回のミッションが成功すれば現実でも実績解除となりますね。
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