ベセスダ・ソフトワークスは、E3プレスカンファレンス「Bethesda E3 Showcase 2019」にてゲームストリーミングサービス「Orion」を発表しました。「Orion」は、ストリーミング環境で優れたパフォーマンスを実現するためにゲームエンジンを最適化する新技術。ハードウェアによるソリューションに焦点を当てたゲームストリーミングサービスとは異なり、ゲームエンジンベースの技術として提供されます。発表によれば、Orionでは1フレームあたりの遅延低減を最大で20%向上し、帯域幅を最大で40%削減できるとのこと。また、素早い反応が求められるFPSにおいても、ほとんど遅延を感じない高速なパフォーマンスを実現でき、データセンターから遠く離れた場所にいても、質の高いプレイが行えるとのことです。ステージイベントでは、スマートフォンでの2016年『DOOM』のストリーミングプレイが実演。4K解像度で大きなタイムラグなしに、毎秒60FPSでのプレイが可能となるようです。Orionの無料トライアルは近日中に開始予定。現時点ではiOS向けの提供となるようですが、将来的にはPC/Androidを含むほかプラットフォームにも対応するとしています。登録はSlayers Clubにて受け付け中です。
『The Elder Scrolls VI』開発に『スカイリム』有名Modderの参加明らかに―DL数400万越えの「Frostfall」など手掛ける 2024.2.9 Fri 「Campfire」などのModも手掛けています。
Apple、「GeForce NOW」などゲームストリーミングサービスの制限緩和―単一アプリでフル機能が提供可能に 2024.1.26 Fri iOS端末でも、単一のアプリでゲームストリーミングサービスを楽…