Adobeは、ブラウザーベースのマルチメディアプラットフォームとして長年用いられていた「Adobe Shockwave」のサポートを2019年4月9日に終了すると発表しました。2019年2月25日よりサポート終了が告知されていた「Shockwave」は元々、Adobeに吸収されたMacromediaが開発していたインタラクティブなものも含むWebでのマルチメディアコンテンツ向けの再生用規格。当時非常に貧弱であったhtmlのマルチメディア再生を補う形で多くのサイトに用いられたほか、多数のWebゲームのプラットフォームとしても使われていました。「Adobe Shockwave」は既にコンテンツ作成用のオーサリングツールの提供が終了していますが、今回再生用プレイヤーの提供も完全に終了することとなります。なお、「Adobe Shockwave」と入れ替わる形で当時のMacromediaが発表し、動画投稿サイト全盛時代まで大きくWeb上を席巻した「Flash(現「Adobe Animate」)」もWeb向けの再生プレイヤーサポートを2020年に終了することが明らかにされています。既に非常に旧い規格であり、現代のブラウザではサポートも非常に限定的となっている「Adobe Shockwave」ですが、完全終了が告知されたことで、様々な感情が去来する古くからのPCユーザーも少なくないのではないでしょうか。
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