『グランツーリスモ』に対する商標権侵害の米国訴訟に決着―訴えを棄却 | GameBusiness.jp

『グランツーリスモ』に対する商標権侵害の米国訴訟に決着―訴えを棄却

イタリアのフローリング会社Viragが、『グランツーリスモ5』および『グランツーリスモ6』が同社の商標権を侵害しているとして、SCEAを相手取り訴訟していた裁判で、北部カリフォルニア地方裁判所が訴えを棄却する判決を下したことが明らかになりました。

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ソニー・コンピュータエンタテインメントは、現地時間2013年5月15日、英国シルバーストーン・サーキットで開催された「グランツーリスモ」15周年記念イベントにおいて、シリーズ最新作となる『グランツーリスモ6』を発表しました。対応機種はPlayStation 3専用となり、
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イタリアのフローリング会社Viragが、『グランツーリスモ5』および『グランツーリスモ6』が同社の商標権を侵害しているとして、Sony Computer Entertainment Americaを相手取り訴訟していた裁判で、北部カリフォルニア地方裁判所が訴えを棄却する判決を下したことが明らかになりました。

Viragは、モルツァ・ラリーのスポンサーに名を連ねている会社。同社は『グランツーリスモ5』および『グランツーリスモ6』に登場する「モンツァサーキット」に、Viragの名称とロゴが登場することから、2014年に商標権の侵害したとして、ソニー・コンピューターエンタテインメントアメリカを訴えていました。

Virag社は「リアルなドライビングシミュレーター」の宣伝として、同社の商標が利用されたと主張していたものの、ゲームは「車の運転」をシミュレートするものであり、判決では合衆国憲法修正第一条により表現手段が保護されるとして、ほとんどの訴えを棄却しています。

なお、この裁判では、訴訟の対象となった両タイトルの販売データが開示されており、『グランツーリスモ5』が世界で1089万本以上、『グランツーリスモ6』が237万本以上販売されていることが明らかになっています。
《Game*Spark》

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