『NARUTO-ナルト-』のPCオンラインゲーム『火影忍者ONLINE』の会員数が2000万人の大台を突破した。また2015年夏からはスマートフォン向けアプリゲーム「火影忍者MOBILE」の配信を新たに行う予定だ。『火影忍者ONLINE』は国内ゲーム大手のバンダイナムコエンターテインメントと、中国のインターネット企業大手のテンセントゲームスの共同開発によって生まれた注目作だ。これが大きな成功を収めている。『NARUTO-ナルト-』は岸本斉史さんが「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載していたマンガ作品である。日本だけでなく世界中でも人気の高い作品として知られており、中国では2011年12月からアニメ配信が行われている。『火影忍者ONLINE』はバンダイナムコゲームスが、中国の巨大インターネット企業テンセントのグループ会社であるテンセントゲームスと共同開発したPCオンラインゲームだ。タイトルの「火影忍者」は『NARUTO-ナルト-』の中国版タイトルで、2014年11月より本格的な配信がスタート。すぐさま人気を博し、1年足らずで会員数2000万人に到達した。ゲーム開発において数多くの実績をもつバンダイナムコエンターテインメントと、中国市況のリサーチや運営ノウハウに長けたテンセントゲームスの共同開発が功を奏するかたちとなった。今後は2015年夏にスマホ用ゲーム『火影忍者MOBILE』の配信をスタートする。日本以上の市場を持つ中国でどのような展開を見せるのか、その動向を見逃さないようにしたい。なおどちらのコンテンツも、2015年1月に設立したバンダイナムコ上海がバンダイナムコエンターテインメントと連携し、パートナー企業であるテンセントゲームスと共同で運営・プロデュースを行う。[高橋克則]バンダイナムコエンターテインメントhttp://bandainamcoent.co.jp/
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