【ありブラ vol.07】服装で分かる!?職種と担当業界(CRIの場合) | GameBusiness.jp

【ありブラ vol.07】服装で分かる!?職種と担当業界(CRIの場合)

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5月だというのに東京では30度を超える日が続いたりと、夏を身近に感じるようになってきました(その前に梅雨を乗り切らなければなりませんが…)。長袖を“腕まくり”して過ごしていたのですが、先週から半袖に衣替えしてしまいました。ちょっと気が早いかもしれないのですが…。

これを機に、自宅のクローゼットを夏モードに切り替えてしまおう!と思った矢先、急にシリコンバレーに出張が決まってしまったので、それも延期になってしまいました。一年通じて過ごしやすいイメージのある西海岸ですが、今の日本とは10度以上の格差があるので半袖は封印です(笑。

さて今回は、「服装」の話題をお届けします。

就活でのスーツ着用トラップ(?)についても後半に…


ゲーム業界って、カジュアルな服装のイメージを持っている方が多いのではと思います。そして、それはだいたい合っています。

もちろん職種にもよりますが(営業系や総務系、経営者はスーツが多いです)、開発系はカジュアルが大半。企業方針や社風にもよりますが、デザイン系やサウンド系の職種はさらに“個性的”なファッションであることも珍しくはありません(髪の色も違っていたりとか!)。

かくいう私も、一時期、金髪にしていた時期がありました(笑。

そこで、今回は謎の多い(!?)ミドルウェア企業の「服装事情」について、赤裸々にお伝えしてみようと思います。え、そんなの興味ないって?

まぁ、そう言わずに…(苦笑。

それでは「ありがとう、ブラックボックス」略して「ありブラ」、今週もスタートです!ぜひリラックスしてお楽しみ頂ければと思います。

■中高年向けのアパレル企業!?

CRIが、ミドルウェア専業の会社として最初にオフィスを構えたのは、アパレル系企業のひしめく「表参道」という場所でした。ビルの1階はアクセサリーブランドのアンテナショップで、テナントとしてアパレル系の商社が複数入っていました。

今でも忘れられないのが、オフィス転居直後に、ご挨拶のためにテナント企業を訪れたときに言われたヒトコト。

ボク:「新しく引っ越して参りました、CRI・ミドルウェアと申します!」
相手:「中高年向けのアパレル企業さんですか?宜しくお願いします。
ボク:「えっ!?(汗)」

理由を尋ねると、どうやら「ミドルウェア」という社名を「ミドルエイジ向けのウェア(衣服)を扱う企業」として誤解されたようです。うーん、さすが表参道!


さて、CRIのメイン顧客はゲーム業界なので、カジュアルな服装の社員が多いというのは、たしかに事実です。

就活を控えた学生向けに用意した「数字で見るCRI」というウェブページにも記載があるのですが、人事部の独自調査によると、CRIのカジュアル率は「85%」だそうです(笑。

「数字で見るCRI」から


カジュアル率が大きい理由は、社員に占めるエンジニア比率の割合から来ています。

同じく「数字で見るCRI」から


CRIのエンジニア(技術者)の割合は、なんと「80%」!ほとんどの社員がエンジニアというわけです(ちなみに社長もエンジニア出身っ、、、っていうか、バリバリの現役エンジニアという側面も…)。

もちろんエンジニアやプログラマだからスーツを着ない、というわけではありません。

いわゆるSE(システム・エンジニア)と呼ばれる方が開発職として働かれているSIer(エスアイアー)各社さんは、ほぼ全員がスーツを着用してプログラミング業務を行っています。ボク自身も一時期、某SIerで働いていたことがあるのですが、同じエンジニアでも業界が違うだけでここまで文化や雰囲気が違うものかと驚いた経験があります。

ゲーム業界でも、ボクが就職活動をしていた頃は、フロム・ソフトウェアさんのように、全員スーツ着用を社風としていた企業さんが何社かありました。社会人といえばスーツ!という一般常識(?)からすると、スーツを着用するだけで珍しがられるというのも、ちょっと不思議な感じがしますね。

以前、同じ業界で働く、ボクと同じマンションに住んでいた方は「他の住民から“無職のお父さん”だと思われたくないからスーツを着て欲しい」と家族から要望されて、通勤だけスーツを着て、会社で私服に着替えていると言っていました(驚。

うーん、ボクのご近所さんは、どう思ってるのかなぁ?(怖

■スーツ族はマイノリティ?

社内カジュアル率が85%と高いCRIですが、逆に、残りの15%(スーツ着用者)が気になりますよね。

まず、スーツ率が高いのが経営クラス。エグゼクティブとしてスーツは必須ということで、まぁこれは当然というところでしょうか。

つぎに、営業職。ただし、CRIの場合は、営業職全員がスーツというわけではありません。部門ごとにそれぞれ営業職のスタッフが数名在籍していますが、ゲーム業界向けの部門は全員カジュアルだったりします。

では、どの部門のスーツ着用率が高いかというと、ズバリ、「組込み系」「7号系」「医療ヘルスケア系」の3つ。非ゲーム領域、と表現したほうが分かりやすいかもしれません。

といっても、別に会社として服装を規制したりルール化しているわけではなく、現場の判断や裁量に委ねられています(自己責任のもとでの自由方針)。各業界のお客様と接遇する際に失礼のないように、という各自の判断でこのようになっています。

もともとはゲーム業界でしか事業を行っていなかったCRIなので、その後の事業拡大や多角化の流れのなかで、自然にスーツ率が増えていった、という感じです。

営業職以外であっても、いわゆるPM(プロジェクト・マネージャー)や技術責任者も顧客との接点が多いので、打ち合わせのある日はスーツを着用して出社するようです。以前はスーツを着てくると「ど、どうしたの!?」なんて、社員から質問攻めにあうなんてこともありましたが、今では誰も驚かなくなりました。

スーツ族がマイノリティのCRIですが、昨年末、ほぼ全社員がスーツを着てくる、という異常事態(笑)が発生しました。それは、、、



平成26年11月27日、CRIが上場した日。

いや〜、貴重なショットです(笑。

■ゲーミフィケーションを「カジュアル」でアピール

一般論(?)ばかり書いていても「お前はどうなんだ!?」とツッコまれてしまいそうなので、ボク個人のことを少しだけ。

CRIにとって初の文系(企画/営業系)採用ということで変な気負いもあり、入社式以来ずっとボクはスーツを着て出社していましたが、当時の先輩から「スーツを来ている人間が社内を歩いてると、お客様かと思ってビックリするからやめてくれ!」とクレーム(?)を受けて、すぐにカジュアルに切り替えました(笑。

ただ、ゲームソフトを扱う流通系企業や商社とのお仕事、また、とある仕事の事情で防衛庁(現防衛省)や自衛隊の各基地に出入りしていたときは、ずっとスーツを着ていました。

CRI・ミドルウェアとして独立し、ゲームクリエイターの方々を相手にビジネスをするようになってからは、カジュアルがメインになりました。

その後、製薬企業向けに新規事業を立ち上げたときは、さすがに、スーツ族に再チェンジ。下手にカジュアルな格好でそうした企業を訪れると、ビルの守衛さんに入館を拒まれてしまいそうな、そんな雰囲気でしたからね(汗。

数あるSIer系の製品を抑えて、新参者であるCRIの製品がこの領域でシェアNo.1を獲得できた理由は、ひとえに「ゲーミフィケーション」を搭載したビジネス・ソリューションであったこと。10年くらい前は「ゲームの技術なんて…(以下略」って反応だったのが、近年はむしろ高く評価されるようになり「ゲーミフィケーション」という概念が産まれるまでになりました。

そんなときに、ハッと気づいたのでした。

あえて「私服で訪れる、ゲーム業界の、変なヤツ」というアピールはどうだろうか、と。

もちろん、当時の協業パートナーにも合意を頂いたうえでですが、ゲーミフィケーションを主張するために、いろんな製薬企業を「カジュアル」で巡りました。

けっこうメンタルが鍛えられました(笑。

で、最近はというと、、、ほぼカジュアルな毎日です。

異業種との提携プロジェクトや、新市場での事業開拓が、最近のボクのメインな仕事なのですが、先方がいずれもカジュアルな文化なので、今のところは、ボクもカジュアルでOKな感じ。

ただ来月くらいからは、コンサル系の案件でかなり硬めの社風の企業さま数社に、定期的に出入りすることになりそうなので、スーツに切り替えるか、このままカジュアルで貫くか、ちょっと悩み中(汗。エリつきのシャツにジャケット、という折衷案もアリかなぁ・・!?(正直にいうと、スーツ嫌いですw)

ちなみにボクの父親は、定年退職するまでずーっとスーツ族だったので、いまだにボクがスーツも着ないでフラフラ(?)していることにはかなり違和感があるようです(笑。

金髪時代のボク(笑)


■「普段着でOK!」は就活トラップ!?

たまーにヒマなとき「まとめ系サイト」を見たりするのですが、この時期、定期的に目にするのが「就活」ネタ。真偽のほどは分かりませんが、就活生や面談担当者が実際に遭遇した出来事が、おもしろ可笑しく記事になっていたりします。

そのなかでも遭遇率の高いのが「就活時の面談やセミナー時のスーツ着用」について。

つまり、企業側は「普段着でお越しください」とか「スーツ着用の必要はありません」と明記しているのに、実際にカジュアルウェアで臨むと「なぜか手のひら返し」という話題。

これについては、けっこう悩んでいる学生さんも多いようでして、、、「Yahoo!知恵袋」上で「就活&スーツ」というワードで検索してみると、なんと13,150件もヒットしました(ビックリ!)。

Yahoo!知恵袋での検索結果


で、真相はどうかというと、、、正直、「分かりません」(汗)

それぞれの企業にはそれぞれの採用方針がありますし、ケース・バイ・ケースなのではないかと思います。個人的には、「普段着でどうぞ」と記載しておきながらスーツ非着用を非難したり減点したりするような企業は、どうなんだろうなぁ・・・という感じもします。

自分の就活のときを思い出すと、やはり、どの企業を受けるときもスーツを着用していました(真偽は不明ですが、金融&生保損保系は三つボタンだと落ちる!とかいう都市伝説(?)があったので、いくつかのスーツを業界によって使い分けていました)。

クリエイティブ系の企業のなかには、まれに「スーツ禁止」とか「動きやすい服装で」という不思議な記載があるところもありましたが、そのときだけは、いわゆる「スマートカジュアル」な服装で面接に臨みました。

ちなみに、CRIの場合はどうなのか?と思って、当社の人事部に、念のために確認してみました。

CRIがウェブに掲載している会社セミナー告知には、「特に、スーツ(ネクタイ)着用の必要はありません。普段着でお気軽にお越しください。」と記載されています。

幅:「普段着でOK!って書いてあるけど、これって本当?」
人事担当:「なんですか?いきなり…幅さん、入社試験でも受けるつもりですか?(驚)」
幅:「いやいや(汗)、ほら、トラップじゃないか?って巷で話題になってるから…」
人事担当:「そんなわけないじゃないですか!」
幅:「おお、やっぱりそうなの?」
人事担当:「当たり前です。書いてあるとおりです!」
幅:「でも、フンドシ一丁、とかはダメだよね?」
人事担当:「・・・(無視して会社セミナーの準備中)」

…ご、ごほん(汗)。

というわけで、少なくとも、CRIの場合は「書いてあるとおり」なので、安心してご参加ください(トラップじゃないよ!)。

CRIでは、まだまだ、新卒向けの会社セミナーを開催中です。直近の開催日は、5月28日(木) 、6月18日(木) 、6月25日(木)です。セミナーへの参加は事前申込制なので、詳しくは「2016年度新卒採用 募集要項」をご覧ください。

あ、それから、先述の「数字で見るCRI」には、こんな統計情報も載っていますが…

ふたたび「数字で見るCRI」から


これって、単なる偶然です。確かに音声系のミドルウェアを扱っていますが、楽器ができる社員が多いのは、まったくの偶然。べつに楽器が演奏できないと入社できない!というわけではないので、ご安心ください(笑)。…でも、かくいうボクも、楽器を演奏していた経験があります(フレンチホルン)。すっかり忘れてしまいましたが…。

…というわけで、今週の「ありブラ」はここまで。
それでは、また次回の更新でお会いしましょう!

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幅朝徳(はば とものり)

株式会社CRI・ミドルウェア 商品戦略室 室長、CRIWAREエヴァンジェリスト。学習院大学卒業後、CRIの前身である株式会社CSK総合研究所に入社。ゲームプランニングやマーケティング業務を経て、現CRIのミドルウェア事業立ち上げに創業期から参画。セガサターンやドリームキャストをきっかけに産声を上げたミドルウェア技術を、任天堂・ソニー・マイクロソフトが展開するすべての家庭用ゲーム機に展開。その後、モバイル事業の責任者として初代iPhone発売当時からミドルウェアのスマートフォン対応を積極推進。ゲーム企業とのコラボでミドルウェアの特性を活かしたアプリのプロデュース等も行う。近年は、ゲームで培った技術やノウハウの異業種展開として、メガファーマと呼ばれる大手製薬会社のMR(医療情報担当者)向けのiPadを使ったSFAシステムを開発、製薬業界シェアNo.1を獲得しゲーミフィケーションやゲームニクスの事業化を手掛ける。ますます本格化するスマホゲームのリッチ化を支援するためにモバイルゲーム開発者におけるミドルウェア技術の認知向上のためエヴァンジェリストとしての活動に注力中。最近は、ウェアラブルやIoTといった領域での新規の事業開拓や未来のサービス開発を担当、業界の枠組みを超えた協業、世の中にとって全く新しい付加価値の実現のために日々奮闘中。

趣味は、クロースアップマジックと陶芸、映画鑑賞とドライブ、鳥類/フクロモモンガ/爬虫類の飼育、そしてもちろん、ゲーム。デジタルガジェット大好きなギーク。

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《幅朝徳》

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