グリー株式会社が、コンピュータサイエンスとソフトウェア開発のスクールを運営するアメリカのMakeSchoolと資本業務提携を行ったと発表した。MakeSchoolは米シリコンバレーにて多数の有力IT企業を支援するYコンビネーターから輩出された2011年設立のスタートアップ企業。Objective-CやCocos2D-swiftを活用したアプリ開発、コンピュータサイエンスなどオフライン及びオンラインで提供される様々な開発者育成講座は、マサチューセッツ工科大学、カリフォルニア大学バークレー校やカーネギーメロン大学のカリキュラムに組み込まれるなど高い評価を得ている。今回の資本業務提携の第1弾の取り組みとして、グリーが監修するゲームアプリ開発者育成講座をMakeSchoolと共同開発し、今夏に約8週間の研修を一般応募者及びグリー社員を対象にサンフランシスコにて実施するという。このゲームアプリ開発者育成講座では主にCocos2D-swift/Cocos2D-xを中心に学び、8週間で1本のゲームアプリを企画、開発、公開するところまでを実践する予定とのこと。両社のコメントは以下のとおり。MakeSchool CEO Jeremy Rossmann氏一流の大学に導入されている講座をこれまで開発してきましたが、今回のグリーとの事業提携により、事業会社向けの講座も直接提供できるようになることを大変嬉しく思います。MakeSchoolの受講生にはグリーで働きたいと思っている人も多く、両社の関係を通じて、米国や日本におけるモバイルゲーム開発におけるキャリア形成を支援することができるようになります。グリー株式会社 取締役 執行役員常務 青柳 直樹氏グリーは現在、スマートデバイス向けゲームアプリ開発体制の強化をさまざまな形でしており、優れた教育プログラムを持つMakeSchoolとの事業提携を大変喜ばしく思います。また、グリーだけに留まらず、今回の提携により、今後も世界で拡大することが想定されるスマートデバイス向けゲームアプリ開発人材の育成に貢献していきたいと考えています。
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