2012年に発生したサンディフック小学校での銃乱射事件を受け、昨年、オバマ大統領がアメリカ疾病対策センターに1000万ドルの予算を投じたことで話題となった、ビデオゲームと暴力の関係性の研究ですが、ステッソン大学の心理学博士Christopher Ferguson氏が興味深い調査結果を発表しています。Ferguson氏は、暴力的なゲームや暴力的な映画が長期にわたって増え続けてるのにもかかわらず、暴力事件は減少していると指摘しています。1996年から2011年にかけて発売されたESRBが指定する暴力的なゲームと、若者の暴力事件の発生件数を調査した結果、有名な暴力的なゲームが発売された年は、若者の暴力事件が減少しているということがわかったそうです。Ferguson氏は、このような間違った認識により社会の限られたリソースが必要のないものに注がれているのではないかと懸念しており、この調査結果が本当に重要な問題に目を向けるための助けになるだろうと語っています。
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