8月3〜8/10日に新たに開始された事前予約アプリは8タイトル。スピンオフアプリの事前予約開始、事前予約者数発表に伴ってのキャンペーン開始を発表したタイトルといった追加施策を発表したのが3タイトル。※筆者調べ主要事前予約サービス5媒体での予約受付数は、Androidが31タイトル、iOSで33タイトルとなった。熱量の高いゲームユーザに対してバイラルを起こさせたいという意図で、ユニークなパブリシティーを仕掛けてきたタイトルをご紹介したい。■懐かしのコマンド入力はバイラルを仕掛ける裏ワザともなるか!?ポケラボが初のフルネイティブでの開発となった新作『クロスサマナー』の事前予約を開始した。PC、スマホ上の特設サイトにて、昔懐かしいファミコン、スーパーファミコンの「裏ワザパスワード」や「裏ワザコマンド」を入力することで、様々な特典がゲットできるキャンペーンだ。裏ワザ(パスワード/コマンド)は全150種を収録。マニアック度によって、獲得できるアイテムは全5段階を用意。また、様々なところに楽しい仕掛けも施しており、誰でも、何度でも試すことができる内容となっている。熱量の高いゲームユーザに対して話題を集めそうなアクティビティを提供し、インフルエンサーによる拡散とバイラルを起こす事を狙っていると思われる。これは当然の様に各社注力している命題となっており、直近で一般的となってきている事例はゲーム内の一部機能を切り出し、事前予約を紐づけて提供するパターンだ。事前に一定進度までプレイさせる事によってユーザとのエンゲージを高め、プレイ過程での友達招待やプレイ進捗の共有といった自然な動機づけによってバイラルを促せるのが売りとなえる。一方、本施策は『クロスサマナー』の本筋とは直接関係していない施策である事が異質な点だが、高ARPU型タイトルにとって最も訴求したいであろう30代〜40代のゲームユーザに対して相性の良いであろう施策だ。これらが一定の成果を挙げる様であれば、ゲーム会社にとっては事前予約施策の戦略を練る上での選択肢を広げるという意味では大きい。リリース後の推移にも注目していきたい。■著者紹介小林崇『ゲームギフト』を提供する、スマホゲーム集客ソリューションプロバイダーである株式会社AppBroadCastのゲームギフト事業部にてゲーム会社向けの渉外を担当。過去にはプラットフォーム系SAPでゲームディレクターとしてゲーム運用に携わる。モバイル、PC、IPタイトル、運用期間も立ち上げ期から長期までと様々なコンテンツで尽力。2014年2月より現職にてゲーム集客戦略の支援を手掛ける。AppBroadCastコーポレートWEB:http://appbroadcast.jpFacebookアカウント:https://www.facebook.com/takashi.kobayashi.39142事前予約媒体ハヤトクへの問い合わせはこちらまで:kobayashi@appbroadcast.jp
【スマホゲームマーケ部:事前予約最前線】ユーザ参加型事前登録の最先端を『TERRA BATTLE』に見る!?(8月31日) 2014.9.29 Mon 8月24〜8/31日に新たに開始された事前予約アプリは15タイトル、…