【CEDEC 2014】GDCの講演は怖くない!みんなも公募にチャレンジしよう | GameBusiness.jp

【CEDEC 2014】GDCの講演は怖くない!みんなも公募にチャレンジしよう

CEDECを大幅に上回る約3万人のゲーム開発者が集う、世界最大のカンファレンス、Game Developers Conference(GDC)。日本からも多数の参加者がありながら、日本人による講演は非常に限られ、一般公募による採択はゼロに近いのが現状です。しかし、今年3月のGDC 2014で日本

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CEDECを大幅に上回る約3万人のゲーム開発者が集う、世界最大のカンファレンス、Game Developers Conference(GDC)。日本からも多数の参加者がありながら、日本人による講演は非常に限られ、一般公募による採択はゼロに近いのが現状です。しかし、今年3月のGDC 2014で日本
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  • CEDECを大幅に上回る約3万人のゲーム開発者が集う、世界最大のカンファレンス、Game Developers Conference(GDC)。日本からも多数の参加者がありながら、日本人による講演は非常に限られ、一般公募による採択はゼロに近いのが現状です。しかし、今年3月のGDC 2014で日本
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CEDECを大幅に上回る約3万人のゲーム開発者が集う、世界最大のカンファレンス、Game Developers Conference(GDC)。日本からも多数の参加者がありながら、日本人による講演は非常に限られ、一般公募による採択はゼロに近いのが現状です。しかし、今年3月のGDC 2014で日本人による一件の公募によるセッションがありました。

GDCとは?


「Revival from the Great East Japan Earthquake by Fukushima Game Jam」はIGDA日本が主導して、東日本大震災からの復興支援を目的とした「福島ゲームジャム」の3年間の成果を発表した講演で、IGDA日本の副代表で、サイバーズの代表を務める中林寿文氏が話しました。CEDECの2日目の3日、本講演を振り返り、GDCでの講演を勧める「Game Developers Conference (GDC) 2014の一般公募に採択されて講演してみた」が開催されました。

「東北ITコンセプト 福島ゲームジャム」は2011年から開催されているゲームジャムで、30時間でゲーム作りを行うというもの。福島を中心に4カ国、14会場、531名(2013年)の参加があり、人材育成の面で復興を支援するものです。中林氏は「福島ゲームジャム」をリーダーとして牽引してきました。

福島ゲームジャムとは?


先日行われたものを含めてまだ4回目の実施ですが、日本だけでなく台湾、コロンビア、チリでも同時開催されるなど国際的なイベントに成長。昨年のCEDECでは3年間を振り返る講演が行われたのですが、その直後、GDCにも応募することを思いついたそうです。

GDCで実施されるセッションは公募・招待を含めて400件程度。採択の倍率は約10倍と言われ、非常に狭き門です。第1フェーズでは、講演の概要が分かる提案書を提出します。通過すると第2フェーズでは、GDCのフォーマットに合わせて講演資料を提出。ここで審査を通過すれば講演枠をゲットできます。

GDCの公募のスケジュール


ちなみに、GDCには通常セッションとテーマ別のサミットが存在し、中林氏は教育面を強調した内容でEducation Summitにも同時に提出。こちらは落選だったそうです(同内容なので両方通過はあり得ないですが)。重複での提出は問題ないそうなので、可能性を上げるために、適切なサミットが存在するテーマであれば両方の審査に出すのが良さそうです。

第1フェーズの提案書について中林氏は、CEDECでの講演内容をベースに、少々日本や東日本大震災についての記述を追記したものを、ほぼExciteの機械翻訳で提出したそうです。第1フェーズの締め切りは8月末です。

最初に提出したスライド
ほぼExcite翻訳だそう


10月18日に審査通過の連絡があり、審査担当者が米IGDA代表のKate Edward氏であることも同時に通知されたそうです。Edward氏からは「あまりに英語が酷いから直してあげる」と言われ、送ったものの、なかなか返事がなく、戻ってきたのは第2フェーズ締切を過ぎた年明け。慌てて提出したら、1月30日に登壇決定の知らせがあったそうです。

3月の開催まで、「余り得意でない」という英語を猛勉強をしたそうです。英会話学校のベルリッツにも通い、英会話を毎日2-4時間取り組む日々。

講演当日は同時通訳が付いてくれたお陰で、大きな苦労は無かったそうです。テーマから、そう多くの来場者は無かったそうですが、受講者の評価は高く、約400あるセッションの中で43位という良い結果だったそうです。

講演の様子
来場者からの評価が高かった


GDCの講演者には様々な特典があります。最も大きいのはネットワーキングでしょうか。講演者控室では多くの一線級の開発者と接することができ、講演者限定のパーティも催されます。また、パスにも講演者である旨が記載され、それがあることで様々な人に話しかけられたそうです。GDCで講演するというのは一種のステータスなわけです。

最後にかかった経費が示され、約60万円という結果でした。ただし、英会話学校が高額だったそうで、それを除けば航空券と滞在費で二十数万円というのが相場ではないでしょうか。

かかった費用は?


中林氏は「講演することによって、福島ゲームジャムにもプラスの効果がありました。英語であるということを除けば、講演のハードルは意外に低いです。CEDEC等の場で既に発表した内容でも、改めて世界に向けて発信するというようなスタイルも持てますので、是非積極的にチャレンジして下さい」と話して講演を締めくくりました。

ちなみに、準備にどのくらいを要したか? という質問に対しては、事前準備は資料を作る程度でそう大きな負担ではないものの、渡米して一週間を空けることなるため、速い時期から根回しをして仕事を空ける努力は必要ではないかと話していました。

"発信する人の元に情報は集まる"というようなことも言われますし、世界中から優れた開発者が集まる場で、講演者として他の開発者と交流できるというのは開発者として大きなステップアップになるでしょう。残念ながら来年の、GDCの一般セッションの応募は締め切られ、サミットの受付が8日から開始されるという状況ですが、応募の検討をされてみてはいかがでしょうか?
《土本学》

メディア大好き人間です 土本学

1984年5月、山口県生まれ。幼稚園からプログラムを書きはじめ、楽しさに没頭。フリーソフトを何本か制作。その後、インターネットにどっぷりハマり、幾つかのサイトを立ち上げる。高校時代に立ち上げたゲーム情報サイト「インサイド」を株式会社IRIコマース&テクノロジー(現イード)に売却し、入社する。ゲームやアニメ等のメディア運営、クロスワードアプリ開発、サイト立ち上げ、サイト買収等に携わり、現在はメディア事業の統括。

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