「いつもの『FF』のつもりでプレイして欲しい」 ─『ファイナルファンタジーXIV:新生エオルゼア』発売記念発表会 | GameBusiness.jp

「いつもの『FF』のつもりでプレイして欲しい」 ─『ファイナルファンタジーXIV:新生エオルゼア』発売記念発表会

スクウェア・エニックスは、8月27日に正式サービスを開始したPS3/PCソフト『ファイナルファンタジーXIV:新生エオルゼア』の発売記念発表会を行いました。

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スクウェア・エニックスは、8月27日に正式サービスを開始したPS3/PCソフト『ファイナルファンタジーXIV:新生エオルゼア』の発売記念発表会を行いました。
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スクウェア・エニックスは、8月27日に正式サービスを開始したPS3/PCソフト『ファイナルファンタジーXIV:新生エオルゼア』の発売記念発表会を行いました。

幾たびもテストを重ね、万全の体勢で制作に取り組んでいた『ファイナルファンタジーXIV:新生エオルゼア』が、8月27日に発売を迎え、待ち望んでいたユーザーの手元に、ソフトと冒険が届けられました。

その本作の発売を記念した発表会が、発売と同日の8月27日に行われ、プロデューサー兼ディレクターの吉田直樹氏や、スクウェア・エニックス ホールディングス 代表取締役社長の松田洋佑氏などが登壇し、これまでの経緯や今後の展望などを述べました。

・スクウェア・エニックス ホールディングス 代表取締役社長の松田洋佑氏

「本日、『ファイナルファンタジーXIV:新生エオルゼア』を皆さまにお届けすることができ、大変感慨深く思います。2010年以来、オンラインゲームとしてのファイナルファンタジーを再生させるべく、開発陣は「全てはお客様のために」という信念のもと、最高のクオリティ、最高の品質のゲームをお届けすべく、一丸となって邁進してきました。」

「先日まで行っていたβテストでは、世界全体で100万人のユーザーが参加し、中には300時間を超えてプレイしたユーザーもいました。もうひとつの、ファイナルファンタジーのオンラインゲームである『XI』は、10年以上に渡り多大な貢献をもたらしてくれました。本作も、『XI』と同じように大きく育ってくれると確信しています。ぜひ生まれ変わったこの世界を、楽しんでください。」

・ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジア プレジデント 河野弘氏

「(プロデューサーの)吉田さんがSCEAにお目見えになり、『XIV』を新生し、ユーザーに納得してもらえるよう根本的に作り直すとの説明を受け、これは大変なことになると考えましたが、吉田さんの構想とチームの熱意には大変なものがありまして、このタイトルをユーザーが期待しているレベルになるよう、SCEAとしてもバックアップしていくと決めました。そのような経緯を辿った開発チームの努力は報われ、アーリーアクセスは世界中から多くのアクセスがあり大賑わいしております。またSCEAのPS Storeにてダウンロード版の予約販売を行っていますが、本作は既に過去最高の予約実績をあげました。」

「なお『XIV』は、PS4でもリリースを予定しています。PS4による、より高品位なグラフィックや、PS Vitaのリモートプレイなど、PS4ならではの楽しさを提供できると考えています。PS4でも発売するならば、ユーザーの中にはPS4まで待とうと考える方もいるでしょうが、PS3版で育てたキャラクターはPS4版に引き継げますし、いち早く買って楽しんだ方が決して後悔しないような、何らかの仕組みを相談しております。ですから、PS3版で本作を堪能していただき、PS4版へと引き継いでいただければと思います。様々な経緯があって本日を迎えたわけですが、プレイステーションを代表するタイトル、日本を代表するタイトルとして、私たちも全面的にバックアップしていきたい所存です。」

・日本マイクロソフト コンシューマー&パートナーグループ OEM 統括本部 業務執行役員 統轄本部長 金古毅氏

「弊社とスクウェア・エニックス様は非常に強力なパートナーシップで結ばれておりまして、Windows、Windows Phone、そしてXboxにゲームタイトルを提供して頂いています。私どもも、オンラインゲームの市場拡大に取り組んできましたが、このたびの全世界で展開可能なこの新しいMMOの発売を、大変喜んでおります。4月に行われたニコニコ超会議では共同出店させていただき、その時『XIV』に対しての非常に大きな手応えを感じました。我々はOSベンダーとして皆さんご存じだと思うんですが、マウスやキーボードなどのハードウェアも本作推奨製品として対応しており、その意味でも大きな期待を持ってこの日を迎えております。」

「Windows8の発売から1年弱が経ちましたが、起動速度の高速化、使用メモリ削減、強力なセキュリティということで、最新のオンラインゲームを最適な形で楽しんで頂くためのOSに仕上がっています。Windowsプラットフォームは、より多くの推奨PCを提供したく考えており、また独自の世界観で本作を楽しみたいという方にも自作PCへの市場の支援を行います。日本マイクロソフトとしては、最新のOSと最新のハードで、素晴らしい世界観を堪能いただきたいと思っています。今後もお客様が安心して『XIV』をお使い頂ける環境作りを整えて参ります。」

・インテル 取締役副社長 宗像義恵氏
「インテルはこれまでも、スクウェア・エニックス様と一緒にゲームにおけるユーザー体験の向上を目指して、様々な技術供与をさせていただきました。特にCPUのパフォーマンス向上によって得られる更なるユーザー体験の向上、ソフトウェアの最適化、これらによる『XIV』の精緻な世界観の描写や満足のいくユーザー体験に助力できました。

『XIV』の素晴らしい世界をよりたくさんのユーザーに体験いただけるように、今回特に取り組んだのは、弊社が提唱しているウルトラブックに対応する最適化作業です。『XIV』が、私たちの新製品である第4世代のコアマイクロプロセッサーファミリーに対応しまして、ユーザーがより快適にウルトラブックでもゲームを楽しめる環境を提供することが可能となりました。インテルは今後も、スクウェア・エニックス様とワクワクするような体験や感動をユーザーの皆さまに味わっていただく作品作りの協力関係を強めていきたいと考えています。」

・『ファイナルファンタジーXIV:新生エオルゼア』プロデューサー兼ディレクター 吉田直樹氏

「総指揮を引き継いでから約3年、今回発売となる新生『XIV』の制作を発表してから約2年。本作を待ち望む世界中のユーザーに支えられ、ようやくこの日を迎えることができました。アーリーアクセスでは、全世界合わせて40万人の方に『XIV』をプレイして頂いています。それを含めて改めて今日、正式サービスをスタートできるということを、本当に嬉しく思っております。

本作は『FF』の正当な最新作であり、オンライン専用のMMORPGという野心的なジャンルのゲームになっています。オンライン専用となっても変わらず『FF』らしく世界最高峰のグラフィック、ストーリー、なにより最高のゲーム体験をご用意させて頂きました。どうぞこの新しい冒険の世界「エオルゼア」へと足を踏み入れていただければと思います。

PS3版とWindows PC版の発売を今日迎えたばかりですが、さらに来年予定しているPS4への対応、Direct X11の対応、4Kテレビの対応など、野心的にこのタイトルを発展さえていこうと考えています。『XIV』はオンラインゲームであり、その内容は常に最新の内容にアップデートされます。これからもユーザーの皆さんと共に『FF』という名前のテーマパークを目指して、長く運営を続けていきたいと思っております。これからも末永くよろしくお願いいたします。」


本作に対する並ならぬ苦労や確固たる姿勢、何よりもユーザーに対して真摯であろうと向き会い続けた吉田氏の言葉が印象的な一幕でした。また、プレゼンテーションの後に、質疑応答の時間も設けられ、再び吉田氏が登壇。記者陣の質問にひとつずつ丁寧な返答で応じました。

「オンラインゲームや『FFXIV:新生エオルゼア』の魅力とはなんですか?」との質問に、世界中の人々とひとつの世界を共有できる遊びであることを挙げつつも、逆に手軽に遊びにくいと感じさせてしまうポイントでもあるため、本作に関しては「いつもの『FF』のつもりでプレイして欲しい」と述べ、序盤は一切コミュニケーションを取らなくても楽しめる点や、PTを組むことが半ば強制となっている既存のオンラインゲームと一線を画す「コンテンツファインダー」を実装している点などを説明し、オンラインゲームをまだ体験していない方にこそ遊んで欲しいと強く語りました。

また吉田氏は、新生させた『XIV』に関して、βテストフェーズ3において100万人を超える応募があり、しかもデータが消えるクローズドでありながら50万人以上が平均30時間以上も遊んだと明かし、既にユーザーからの大きな反響を得ていること、そして今40万人を超えるユーザーがこの瞬間もプレイしているその実情をもって、現段階の評価としているとも述べました。

更に、再開発に至った経緯は「引き継いで調査した際に、世界中から期待されたタイトルに相応しくない内容で、ブランドを傷つけたタイトルだと認識。アップデートで対応してもその期待に応えられるものになるとは思えないと判断した」と話しながらも、「『XV』としてではなく、『XIV』を新生させたのは、決してギブアップしないという姿勢を伝えるためであり、失った信頼を取り戻すため」と、新たなスタートではなく、マイナスから目を逸らないリスタートを選んだ姿勢が浮き彫りとなりました。


最後に、「ソーシャルゲームの台頭を踏まえた上で、本作のようなハイスペックなゲームを出すことをどのように考えているのか」と問われると、『XIV』は幅広く対応可能なゲームとして作られており、現状入手が困難なコア2デュオでも快適に動くと説明。拘りたい人はハイスペックで、手軽に遊びたい人は現在持っているデバイスで、とのレンジの広さを明かした上で、ハードを中心に考えるのではなく、ユーザーに多くの選択を与えることが大事だと答えました。


揺るぎなく邁進を続けた吉田氏が率いる開発チームの手により再誕した、『ファイナルファンタジーXIV:新生エオルゼア』。既に楽しまれている方も多いでしょうが、新たなローンチトレーラーが公開されたので、すでに遊んでいる方はもちろん、興味はあるものの購入を迷っている方も、よければご覧ください。



また発表会では、本作のCMも上演されました。これは、9月2日よりオンエアされるとのことなので、気になる方は来週からチェックをお忘れなく。

最後に吉田氏は、「今日という日を迎えられたた喜びを、全身で感じています。今日がゴールではなく、まだひとつの通過点と考えております。世界中のユーザーの皆さんと共に作り上げる『FF』を目指して、5年、10年、それ以上長く、世界中の皆さまに愛されるタイトルを目指して、初心を忘れず邁進していきたいと思っております」 と、今後も変わらぬ姿勢で『ファイナルファンタジーXIV:新生エオルゼア』と向き合うことを、ユーザーに対して力強く宣言して、発表会は無事終了しました。それは、「エオルゼア」の新たな冒険の幕開けでもあるのでしょう。


『ファイナルファンタジーXIV:新生エオルゼア』は好評発売中。PS3版の価格は、通常版が3,300円(税込)、コレクターズエディションが10,290円(税込)です。PC版は、通常版・コレクターズエディションともにオープン価格となります。

(C) 2010-2013 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
《臥待弦》

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