THQがRelicやVolitionスタジオなど一部資産を投資ファンドに売却へ、経営再建を目指す | GameBusiness.jp

THQがRelicやVolitionスタジオなど一部資産を投資ファンドに売却へ、経営再建を目指す

経営難が伝えられていたTHQは本日、同社の一部資産をプライベート・エクイティ・ファンド Clearlake Capital Groupに売却することで契約を締結し、あわせて現在の経営陣が退陣せず会社の再建に取り組むDIP型の連邦倒産法第11章を申請していたことを明らかにしました。

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経営難が伝えられていたTHQは本日、同社の一部資産をプライベート・エクイティ・ファンド Clearlake Capital Groupに売却することで契約を締結し、あわせて現在の経営陣が退陣せず会社の再建に取り組むDIP型の連邦倒産法第11章を申請していたことを明らかにしました。

裁判所への提出書類や公式声明によれば、Vigil、Relic、Volition、THQ Montrealといった4つの開発スタジオと製作中のゲーム、ソースコード、さらにCrytekやSouth Park Digital Studios、4A games、Obsidian、Turtle Rockとの契約など、一部資産が今回Clearlake Capital Groupへと売却。現在THQの資産は2,048億ドル、各社への債務は2,481億ドルとなっており、今回の売却では6,000万ドルを獲得したことが明らかにされています。

売却されたとして名の挙げられた開発スタジオは、『Saints Row』のVolition、『Darksiders』のVigil、『Company of Heroes』のRelci。またObsidianはRPG版『South Park』、Crytekは『Homefront 2』、THQ Montrealはオリジナルタイトル、初代『L4D』で知られるTurtle Rock Studioは最新作を開発中とされていました。

ただし売却や破産申請に伴い従業員の数を削減する計画は無く、また既存タイトルの開発は停止せず、今後継続して続けられていくとのこと。公式声明にてTHQは、買収を行ったClearlakeが開発資金を順次提供していくことを約束していると伝えており、今回の売却を“新たなスタートへの投資”であると位置づけ強調しています。
《GameBusiness.jp》

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