米カリフォルニア州に拠点を置くソーシャルゲームディベロッパーのKabamが、MMOアクションRPG『Realm of the Mad God』を開発・提供する独立系ディベロッパーのWild Shadow Studiosを買収した。『Realm of the Mad God』は、8bit風のレトロなグラフィックが特徴の最大85人で同時に遊べるマルチプレイ専用のオンラインゲーム。ユーザーはモンスターに支配されたファンタジー世界で他のユーザーと協力プレイをしながら冒険を繰り広げる。Webブラウザ上でプレイできる基本プレイ無料のFlashゲームとして公開され、後にオンラインゲーミングプラットフォーム「Steam」でも提供されるようになった。Kabamは2006年に設立されたソーシャルゲームディベロッパーで、他社のタイトルに比べ本格的なRPGやシミュレーション、ストラテジーゲームを開発・提供している。同社では今後もこの路線を維持しつつマルチプラットフォーム対応を進めていくとしており、今回の買収もその一環として行われたもの。同社はこれまでにもコンソール向けゲームを手がけてきたディベロパーを買収している。
任天堂がバンダイナムコのシンガポール法人を買収へ。『スプラ』一部開発実績あるスタジオ、『メトロイドプライム4』旧開発元の噂も 2025.11.28 Fri 「バンダイナムコ」の名がつくも、任天堂との関わりも深い。