先週海外サイトで大きな注目を浴びた「Steam Box」の噂に関して、ValveのマーケティングディレクターDoug Lombardi氏が直接コメントし、否定的な見解を示しました。GDCでKotakuの取材を受けたLombardi氏は、ValveがBig Pictureモード(Steamをテレビ画面上で表示するための機能)を試すための専用PCを組み立てていることや、バイオメトリクスフィードバックの研究を進めている点など、部分的には噂が真実であることを認めつつも、自社開発ハードを発売するのは当分先の話になるだろうと回答。現在開催中のGDCはもちろん、E3でもそのようなハードの発表予定はないそうですが、開発の可能性は完全に否定されたわけでなく、「いつかValveはハードウェアを作るかもしれない」といった表現なら正確であると同氏は指摘しています。