「A列車で行こう」がソーシャルゲームに、アートディンクとインデックスの狙いについて聞く | GameBusiness.jp

「A列車で行こう」がソーシャルゲームに、アートディンクとインデックスの狙いについて聞く

『A列車で行こう for GREE』は「A列車で行こう」のアートディンクと、ソーシャルゲームで実績のあるインデックスが共同開発したGREEプラットフォーム向けタイトルです。伝統ある「A列車で行こう」シリーズをどのようにソーシャルゲーム化したのか、アートディンクの宮川

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『A列車で行こう for GREE』は「A列車で行こう」のアートディンクと、ソーシャルゲームで実績のあるインデックスが共同開発したGREEプラットフォーム向けタイトルです。伝統ある「A列車で行こう」シリーズをどのようにソーシャルゲーム化したのか、アートディンクの宮川
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『A列車で行こう for GREE』は「A列車で行こう」のアートディンクと、ソーシャルゲームで実績のあるインデックスが共同開発したGREEプラットフォーム向けタイトルです。伝統ある「A列車で行こう」シリーズをどのようにソーシャルゲーム化したのか、アートディンクの宮川和也氏、インデックスの小幡一夫氏、坂口誠二氏にお話を聞きました。

■A列車で行こうとの出会い

両社の出会いは昨年10月に遡ります。インデックスは旧アトラスを合併したことから、『ペルソナ3』や『真・女神転生 デビルハンターZERO』を運営するほか、日本ファルコムとの提携で『イースネクサス』を提供するなどRPGに寄った展開となっています。しかし、今後幅を広げる意味で人気ジャンルの一つとなっているシミュレーションゲームに白羽の矢が立ち、その中で「A列車で行こう」という名前が挙がったそうです。

一方のアートディンクにとっても代表作である「A列車で行こう」を今後どのような方向で展開していくかというのは常に考え続けていることだそうです。「『A列車で行こう』はPCで展開しているような最先端グラフィックを追求するリアルで本格的な方向もありながら、DS等で展開するようなゲーム性を追求する方面もあります。ソーシャルゲームは気にはしていました。しかし経験が無い分野を単独でやるのは難しい。今回の話は我々にとってもメリットの大きい話だったのです。実は他にも数社から同様の提案をいただいていたのですが、最終的にはソーシャルゲームでの実績が名高い、インデックスさんに決めさせていただきました。」(宮川氏)

こうして『A列車で行こう for GREE』の共同開発が始まりました。主に開発はインデックスで行われましたが、ディレクターの小幡氏は頻繁に月島のアートディンクに通い、緊密な関係で開発は進められていったそうです。

■コンセプトを絞る

本格的なシミュレーションゲームである「A列車で行こう」シリーズ。その要素は多岐に渡ります。鉄道(陸路)の建設や運営、子会社経営、都市の建設、プロジェクト、証券・銀行、、、。ソーシャルゲームとして生まれ変わるためにコンセプトを絞ったと言います。「いかにシンプルにするかは悩まされました。最終的には、線路を敷くという部分さえも取り除いて、建物建設と電車コンプリート、という2つに絞りました」(小幡氏)

プレイヤーの基本的な動きとしては、鉄道を運行して、それによって街を発展させ、新たな電車の開発を行うという非常にシンプルなものになりました。ソーシャル要素としては友達と提携することで、鉄道運行の手伝いをすることができます。一回で出来る鉄道運行は回数に限りがあるため、効率的に発展させるには友達の力を借りる必要があります。

■デザインは可愛らしく

新たなプラットフォームということで、女性ユーザーも意識されました。「デザインもこれまでの『A列車で行こう』とは異なり、可愛らしいデザインになりました」(小幡氏)。実際に公開されたゲームを見ると、電車は可愛らしくデフォルメされ、パンダのような顔をした電車も存在します。

しかしそのデザインを提案に行くのは勇気が必要だったそうです。「ビクビクしながらお邪魔したのを覚えてます(笑)。社内では3通りのデザインを出して、これは、というものを持って行ったのですが、こんな可愛らしいデザインでいいのかと・・・」(小幡氏)。結果としてはすんなりOKで、「版元としてあれこれ注文を付けるよりは、むしろインデックスさんのノウハウに期待した方が、良いものになると考えた」(宮川氏)そうです。

ゲームのメイン画面はFlashで作られ、作り上げた街や電車が走る様子が生き生きと描かれます。「自分や友達の街を眺めているだけでも楽しいというのは狙った部分です。その分、容量が大きくなってしまったのですが・・・」(小幡氏)。良いと思った友達の街には「いいね」を付けることができ、その数はランキングとして発表されます。これはゲームを進める励みにもなりそうです。

■今後の展開は

6月末から運営を開始した『A列車で行こう for GREE』はまずまず順調な立ち上がりだったということです。女性を意識したというデザインで、男女比は75:25程度となっていて、まだまだ男性中心ですが、「これまでの『A列車で行こう』と比べると女性からの支持が高い」(宮川氏)とのこと。また、「いいねランキング」で1位の街を作ったユーザーも女性になっているということです。ユーザー層としては、30代男性、20代男性、30代女性がメイン層になっているそうです。

今後の展開としては追加のマップは定期的にリリースされるようです。イベントとしては東京にちなんだ建物をゲットできるガチャガチャが新たに追加されています。今後追加されるマップで、それぞれ異なる種類の街を作れるのも楽しみです。

現在はフィーチャーフォンのみでの展開ですが、将来的にはスマートフォンも視野に入れているそうです。「スマートフォンではかなり表現力が上がりますので、また違った展開が考えられると思います。」(坂口氏)。

さらに新たなビジネス展開を検討する坂口氏は『A列車で行こう for GREE』の世界を広げることも模索していきたいと言います。「位置ゲーのような展開や、鉄道をテーマにしたアーケードゲームとのタイアップなど、ゲームの世界を広げたいと思っています」(坂口氏)。まずは今のゲームを楽しみながら、今後の展開についても注目したいですね。
《土本学》

メディア大好き人間です 土本学

1984年5月、山口県生まれ。幼稚園からプログラムを書きはじめ、楽しさに没頭。フリーソフトを何本か制作。その後、インターネットにどっぷりハマり、幾つかのサイトを立ち上げる。高校時代に立ち上げたゲーム情報サイト「インサイド」を株式会社IRIコマース&テクノロジー(現イード)に売却し、入社する。ゲームやアニメ等のメディア運営、クロスワードアプリ開発、サイト立ち上げ、サイト買収等に携わり、現在はメディア事業の統括。

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