「グローバルに大きく舵を切った一年」ディー・エヌ・エー決算説明会(1) | GameBusiness.jp

「グローバルに大きく舵を切った一年」ディー・エヌ・エー決算説明会(1)

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ディー・エヌ・エーは2010年3月期 通期業績および第4四半期業績を発表しました。
  • ディー・エヌ・エーは2010年3月期 通期業績および第4四半期業績を発表しました。
ディー・エヌ・エーは2010年3月期 通期業績および第4四半期業績を発表しました。

それによれば通期業績は、売上高1127億2800万円(前年同期比+134.3%)、営業利益560億9600万円(+163.8%)、経常利益562億2580万円(+161.4%)、純利益316億0300万円(+177.9%)でした。

また、第4四半期単体では売上高319億5500万円(前年同期比+68%)、営業利益157億3600万円(+60%)、経常利益161億1100万円(+63%)、純利益92億7500万円(+90%)でした。

決算説明会で南場智子CEOは「アバター中心からソーシャルゲームが中心に、ngmocoの買収でグローバルに大きく舵を切った一年でした」と振り返りました。

モバゲータウン改めMobageは国内のユーザー数が2700万人を超え、特に「大人のモバゲー」の訴求の結果、30代が大きく伸び、10代や20代を超える最大世代となりました。課金のモバコインの決済額も順調に伸びています。また、南場氏が何度も強調したのは内製以外のサードパーティ製タイトルが伸びているということ。支払手数料(外部デベロッパーへのレベニューシェアの支払い)も前四半期との比較で66%も増加しています。「月商1億を超える外部タイトルも二桁手前」(南場氏)とのこと。ヤフーモバゲーに関しても300万人を突破し、内製以外のヒット作が出はじめているとのこと。

震災の影響については、Mobageは3月11日から1週間程度利用が低迷したそうですが、1週間後には通常のペースに戻ったとのこと。被災地の東北地方でも都道府県単位のトラフィックは1週間程度で戻ったとのこと。その他のサービスでは、オークションのビッダーズは4月には戻ったものの、モバオクはまだ少し影響があるとのこと。ホワイトデーのイベント中止などで10億円程度の減収があった見ているようです。

ディー・エヌ・エーでは全てのデータセンターを東京電力管内に置いていることから、夏場の電力不足に備えるため、管外のデータセンターも準備を初めているとのこと。また、本社機能についても大阪にバックアップセンターを設けたとのこと。

業績予想は翌四半期のみを開示する方針で、第1四半期は売上高330億円、営業利益133億円、経常利益133億円、純利益76億円と第4四半期を下回るペースを予測しています。

これに関して南場氏は赤字の海外子会社を連結化したこと(約12億円、うち約6億円はのれん償却)、スマートフォン関連の先行投資(約7億円)、システムバックアップ体制構築(約2億円)、Mobageのレベニューシェア支払い増加(約2億円)、採用強化など社内インフラ整備(約3億円)のコスト増があるためと説明。うち固定費は10億円程度の増加となるようです。大半は今後への投資という意味合いが大きいものです。

その後については、モバコインの消費額の動向は震災前の1〜3月は非常に強いものがあり、楽観的な見方をしているようです。ただし、今年度はスマートフォンと海外展開の先行投資の意味合いが強くなる可能性が高そうです。

(続きます)
《土本学》

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