目指せ国内ナンバーワン・・・「ソーシャル、日本の挑戦者たち」第28回 シンフォニー後編 | GameBusiness.jp

目指せ国内ナンバーワン・・・「ソーシャル、日本の挑戦者たち」第28回 シンフォニー後編

「ソーシャル、日本の挑戦者たち」次なる登場企業はシンフォニーです。同社は『ぼくのレストラン2』や『ガルコレ』といったソーシャルゲームを提供しています。『ぼくのレストラン2』はGREE Platform Award 2010 で「特別賞」も受賞する人気作になりました。同社の代表

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「ソーシャル、日本の挑戦者たち」次なる登場企業はシンフォニーです。同社は『ぼくのレストラン2』や『ガルコレ』といったソーシャルゲームを提供しています。『ぼくのレストラン2』はGREE Platform Award 2010 で「特別賞」も受賞する人気作になりました。同社の代表取締役の安徳孝平氏とテクニカル・リードの前田博敏氏にお話を伺いました。

―――では、今後の戦略・方向性等ありますか?海外展開、facebook展開ありますが...

安徳: facebookに行くんだったらアジアかなというイメージはありますけど、実際に現地で動いていたりというのはありませんね。

―――年内のガラケーとスマートフォンの収益バランスは考えていますか?

安徳: 現状スマートフォンはまだまだですね。そこも春あたりに新モデルがでてやっと2割ぐらいはスマホになるのかなというイメージは持ってますね。

―――ARPUいいですか?

安徳: まだまだですね。はじめて1カ月くらいなので、全然安定していません。

―――今後の売り出し方とかビジョンってありますか?

安徳: ビジョンといいますか、一応findjobの募集要項には国内ナンバーワンのSAPとかいてますので、例えば売上で月2ケタ、目指すところはそのあたりだと思いますね!

―――マーケットでそのあたりは可能だと

安徳: はい。可能ですね。

―――お話しを聞いているところ、これからなにか仕掛けて面白くなるよというより、今十分面白いよというところですね

安徳: そうですね。

―――なにかプラットフォーマーとしての展開等は考えてたりしますか?

安徳: スマートフォンになるとガラケーのようなプラットフォームというものがなくなるじゃないですか。普通に誰でも広告は買えますし色々なところから集客したりですとか、それこそ携帯のアドレス帳からでしたり誰でもできることですので、そこはあたりまえのことだから言わなくてもいいのかなと思っていて、やはり一個一個いい物いいコンテンツをつくって行けば必ず勝てると考えています。壮大な構想よりもそのあたりを大切にしてます。

―――ブラウザが主線になっていけばゲームのルールも変わると。

安徳: 基本的に変わりますよね。細かいルールはなくなってきますので。

―――他にはなにか特徴ありますか?

安徳: あとは、数打つ博打ビジネスはしていないので、一個一個成功確立を上げて行くようなビジネスをしています。タイトル数は他社様と比べると少なくみえるかも知れないですけど、大粒を作るようにしているのでそこは弊社のビジネスの特徴ですね。

―――そこの企画面の担保ってどうしてますか?

安徳: そこは数字をだしてなおしていくということをひたすらやってますので、思考錯誤の仕方がだいぶわかってきていますね。企画段階での思考錯誤もガツガツやってます。その部分はおっさんだけではなく、ちゃんと若い子や女性もいますのでご心配なく(笑)。実際女性ユーザーが多くいるので。

―――ほしい人材やはまりやすい人材ってどのような感じですか?

安徳: 自分で考えて行動できるというのがベースにあるといいですね。基本的にはあれやってこれやってという指示はありませんので。例えばエンジニアに投げるときも、なにか仕様があるわけじゃなくて、ざっくりこんな感じで、あとは足りないところは自分で考えていいよという感じですので。基本的にそのあたりは自由にやってもらっています。

―――トラブルシューティング等困ったときは?

安徳: 困った場合はどんどんエスカレーションしていって、最後はテクニカルの一番できる人にという形で相談していくようにしてます。

―――直近でほしいのはエンジニアの方ですか?

安徳: エンジニアと、企画職の方、絵を描く方、Webデザインをする方全部ですね。

―――企画者はどんなバックグラウンドが良いとか、どんな人が多いとかありますか?

安徳: 基本的にはゲームを作ったことがある人というのを一つ条件にしています。ブラウザでもコンシューマーでも。

―――年齢の縛りはありますか?

安徳: 特にはありませんが、若い人のほうが飲み込みがはやいのと、とにかく流れが速い業界ですので、若い人の方が好ましいといったところですね。最後は人となりで判断します。

―――なるほど、ありがとうございました。

■著者紹介

株式会社HatchUp 八反田智和
1980年鹿児島県生まれ。慶応義塾大学卒。楽天リサーチ、外資広告代理店でのインタラクティブプロデューサーを経験した後、2009年より、ソーシャルゲーム業界に入る。WEB系人材会社営業(ソーシャル担当)を経て、2010年よりソーシャル企業支援会社HatchUpを設立、現在に至る。ソーシャル系イベント【STR】およびブログ(http://socialtoprunners.jp/)を運営している。
《八反田智和》

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