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GameBusiness.jpからゲーム業界の皆様への御礼とお願い

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11日から断続的に発生している地震および津波によって被災された皆様にお見舞い申しあげます。東北、関東の幅広い地域で大きな被害があり、懸命な救出活動と復旧活動を続けている政府をはじめ、自衛隊、東電、および関係機関の皆様の奮闘に深い感謝の念を抱かずを得ません。

ゲーム業界の各社においても義援金をはじめとして、被災地への支援の手が差し伸べられているのはとても心強いことです。また、節電への協力に各オンラインゲームメーカーがいち早く手を挙げたことは誇れることです。

さて、地震の発生直後から海外メディアを中心に、緊急事態にあっても日本人が冷静さや普段の協調性を失わず、事態に立ち向かっていることを賞賛する声が上がっています。大変誇らしいことです。ただ、困難に耐えて終わりではありません。再び活気ある社会を取り戻し、より災害に強い国を作ることこそが生き残った全ての人に求められるのではないでしょうか。

そこで、1、2点ほど気になっていることがありますので、GameBusiness.jpからゲーム業界へのお願いとさせていただければと思います。

まず、過度な自粛ムードは控えていただきたいということ。

昨日来、今週発売のゲームソフトの発売延期のニュースが届けられています。物流は大きな混乱状態にあり、被災地への必需品の輸送を最優先する必要があることは言うまでもありません。しかし、物流や製造など物理的な問題が解決するのならば来週にでもぜひ発売してもらいたいと思います。

特に『絶体絶命都市4 -Summer Memories-』で発売中止の決定がなされたことは残念です。無論、経営陣の悩みや、開発者の悩みは理解するつもりです。しかし、災害を茶化す内容ではないはずです(ですよね?)。Wikipediaにはこう記述されています―「本作は震災で崩壊した都市から、取り残された人々と協力して脱出することを目的としている」。これは自粛すべき内容ではなく、残された全ての人が経験すべき、というくらいのものではないでしょうか。

また、様々なイベントが中止されています。多くの会社が東京に本社を置いている以上、仕方がないのかもしれませんが、関係のない地方でも同様に中止の動きが広がっていることを危惧しています。

自粛することで何かが生まれるとは思いません。気持ちを届けることは大事ですが、むやみに自粛ムードを広げて、社会を暗くしても得する人はいません。

もう1点は、平常に戻るということです。

ゲーム業界の仕事はみんなを楽しませる面白いゲームを作ることに他なりません。また、それに集中し、面白いゲームを届けることこそが最も大きな支援になるのではないでしょうか。首都圏でも多少の混乱はありますが、致命的なものは報告されていません。デマや流言の類に惑わされることなく、日常を取り戻していただければと思います。

様々な経済活動が自粛という名の下に抑えられていっています。

しかし、ピンチな時こそ平静に、辛い時こそ笑顔で頑張る、これは日本人の美徳であると思います。経済を止めることが被災地への支援になるとは思いません。平常に戻り、個々人がそれぞれの持ち場で精一杯頑張ることが何よりの支援だと思います。

ということでGameBusiness.jpおよび姉妹紙は本日から平常運転に戻ります。みなさんの早い復帰もお待ちしております。ただし、節電への協力は是非よろしくお願いします。
《土本学》

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