【E3 2010】米ゲーム市場は前年比89.7%・・・業界団体ESA調べ | GameBusiness.jp

【E3 2010】米ゲーム市場は前年比89.7%・・・業界団体ESA調べ

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米ゲーム業界団体のESAは業界白書「Essential Facts2010」を発表しました。それによると2009年度のアメリカ市場は、ゲームソフトの売上げベースで105億ドル、販売本数ベースで2億7350万本と、前年対比でそれぞれ89.7%、91.7%に留まりました。
  • 米ゲーム業界団体のESAは業界白書「Essential Facts2010」を発表しました。それによると2009年度のアメリカ市場は、ゲームソフトの売上げベースで105億ドル、販売本数ベースで2億7350万本と、前年対比でそれぞれ89.7%、91.7%に留まりました。
  • 米ゲーム業界団体のESAは業界白書「Essential Facts2010」を発表しました。それによると2009年度のアメリカ市場は、ゲームソフトの売上げベースで105億ドル、販売本数ベースで2億7350万本と、前年対比でそれぞれ89.7%、91.7%に留まりました。
米ゲーム業界団体のESAは業界白書「Essential Facts2010」を発表しました。それによると2009年度のアメリカ市場は、ゲームソフトの売上げベースで105億ドル、販売本数ベースで2億7350万本と、前年対比でそれぞれ89.7%、91.7%に留まりました。

米ゲーム市場は2007年度、2008年度にそれぞれ10%以上の成長を記録しましたが、2009年度は売上げベースで過去最大の下げ幅を記録しました。リーマンショックによる世界同時不況に加えて、音楽ゲームのブームが一巡し、楽器コントローラ付きのバンドル版の売れ行きが鈍ったことなどが影響していると考えられます。

また、この数字にはダウンロードコンテンツやオンラインゲーム、モバイルコンテンツなどは含まれていません。そのため実態はさらに上積みされると推測されます。

コンシューマゲームの販売本数ランキングでは、任天堂タイトルがトップこそ逃したものの、ベスト20のうち9本を占めました。また「EAスポーツ」ブランドでランキングの常連だったEAは、わずか2本とふるいませんでした。他に日本と異なり、コンソール向けソフトが携帯ゲーム機向けより人気があり。マルチプラットフォームではXbox360向けが上位など、アメリカ市場の特徴が良く示される結果となりました。

コンシューマゲーム販売本数ベスト20

01:コールオブデューティ:モダンウォーフェア2(アクティビジョン) Xbox360
02:NewスーパーマリオブラザーズWii(任天堂) Wii
03:Wii Sports Resort(任天堂) Wii
04:Wiiフィット(任天堂) Wii
05:マリオカートWii(任天堂) Wii
06:はじめてのWii(任天堂) Wii
07:コールオブデューティ:モダンウォーフェア2(アクティビジョン) PS3
08:Wiiフィットプラス(任天堂) Wii
09:ヘイロー3:ODST(マイクロソフト) Xbox360
10:ポケットモンスター プラチナ(任天堂) DS
11:マッデンNFL 10(EA) Xbox360
12:Newスーパーマリオブラザーズ(任天堂) DS
13:マリオカートDS(任天堂) DS
14:アサシンクリード2(UBI) Xbox360
15:マッデンNFL 10(EA) PS3
16:レフト4デッド(VALVE) Xbox360
17:マリオ&ルイージRPG3!!!(任天堂) DS
18:UFC 2009 UNDISPUTED(THQ) Xbox360
19:EAスポーツ アクティブバンドル(EA) Wii
20:バイオハザード5(カプコン) Xbox360

一方PCゲーム販売本数ランキングでは「シムズ」シリーズを擁するEAが8本とトップ。これに対して「ワールドオブウォークラフト」を擁するブリザードエンタテイメントが6本、「コールオブデューティ」シリーズを擁するアクティビジョンが1本となっています。両者は2007年に合併し、アクティビジョン・ブリザードと社名変更。この2社で市場が二分されていることがわかります。

また2000年にリリースされた『シムピープル』がいまだにトップセールスを守り続けており、コンシューマゲーム以上にロングセールスの傾向が見て取れます。「バトルチェスト」とは追加パックなどをセットにしたお買い得品のこと。もっともPCゲーム市場は縮小の一途にあり、他に有力なパブリッシャーが存在しないとも言えます。

90年代後半までコンシューマゲームのプラットフォームホルダーは任天堂・セガ・SCEと日本に集中していたため、アメリカではPCゲーム市場が活況でした。しかし2001年にXboxが登場すると、PCゲームベンダーがXboxに移行する流れが加速し、PCゲーム市場が縮小。販売規模で99億ドル対5億4千万ドルと約18倍の差にまで拡大しました。もはや両者を直接比較する意味はないのかもしれません。

このほかウィル・ライト氏の最新作『スポア』は8位。また韓国企業のネクソンが『アイオン』で13位にランクインしました。なおこの順位にも、アイテム課金の売上げや、Facebookなどのソーシャルアプリ、Steamといったダウンロード流通での数字は含まれていません。市場規模が小さいとはいえ、革新的なゲームが生まれる土壌としてのPCゲームという側面は、まだまだ健在のようです。

PCゲーム販売本数ベスト20

01:シムピープル(EA)
02:ワールドオブウォークラフト:WRATH OF THE LICH KING拡張パック(ブリザードエンタテインメント)
03:シムズ2:ダブルデラックス(EA)
04:ワールドオブウォークラフト:バトルチェスト(EA)
05:コールオブデューティ:モダンウォーフェア2(アクティビジョン)
06:ワールドオブウォークラフト(ブリザードエンタテインメント)
07:シムズ3:ワールドアドベンチャー拡張パック(EA)
08:スポア(EA)
09:ドラゴンエイジ:オリジン(EA)
10:エンパイア:トータルウォー(セガ)
11:シムズ3:コレクターズエディション(EA)
12:ワールドオブウォークラフト:BURNING CRUSADE拡張パック(ブリザードエンタテインメント) 
13:アイオン(ネクソン)
14:シムズ2:アパートメントライフ拡張パック(EA)
15:スタークラフト:バトルチェスト(ブリザードエンタテインメント)
16:ウォーハンマー40000:ドーンオブウォー2(THQ)
17:レフト4デッド(VALVE)
18:MUMBO JUMBO ASSORTMENT(MUMBO JUMBO)
19:ディアブロ バトルチェスト(ブリザードエンタテインメント)
20:ウォークラフト3 バトルチェスト(ブリザードエンタテインメント)

*Essential Facts2010をもとに筆者作成。タイトル名は日本語版に準じた。

詳細はESAのホームページ(http://www.theesa.com/)からダウンロードできます。 
《小野憲史》

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