任天堂はマジコン販売サイトに断固たる姿勢を示しました。任天堂はマジコン販売サイト「NXPGAME」に対する訴訟を起こしました。任天堂のプレスリリースによれば、同サイトは任天堂からの要請に従い一度は閉鎖されたものの、異なるアドレスで復活してマジコン販売を継続したとのこと。「NXPGAME」のオーナーは複数のウェブサイトを使ってマジコンを販売、そのうちの一つでは任天堂の登録商標を無断で使用しており、こちらも著作権侵害に相当するとされています。『BIT.TRIP BEAT』などのWiiウェアで知られるGaijin GamesのCEOであるAlex Neuse氏は同プレスリリースにおいて、自社製品のコピー率が70%を越えているとコメント。ニンテンドーDSだけでなくWiiウェアでも不正コピーが行われているとの見解を明らかにしています。米国任天堂(任天堂オブアメリカ:NOA)の対不正コピー部門のシニアディレクターであるJodi Daugherty氏は「不正コピーは特に小規模のデベロッパーに被害を与えるものであり、一部のメーカーは経済的に生き残るのが困難になる」と不正コピーの影響を憂慮しています。Neuse氏の発言によれば、地上に存在するGaijin Games作品のうち10本中7本が不正コピーであるということになります。比較的安価なWiiウェアでも大規模な不正コピーが行われていることになり、かなりショッキングな結果といえるでしょう。
スイッチ2抽選販売に手ごたえありも、想定外の需要。任天堂6月の株主総会質疑応答の要旨公開―スイッチ2の普及拡大に全力を挙げる 2025.7.3 Thu その他、映像事業についてもさまざまな取り組みを行っていると…