「ゲーマーはモダンなライフスタイルに適応した人々である」とする研究結果です。オランダのアムステルダム大学とライデン大学は共同でゲームが脳に与える影響を調査しました。「一週間に4回以上『Call of Duty: Modern Warfare 2(コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア2)』や『グランド・セフト・オートIV』(GTAIV)のようなゲームで遊ぶ」ゲーマーと、「少しもゲームに触れたことのない」非ゲーマーの反射速度や動作の正確さなどを比較したのです。ゲーマーは早く物体や聴覚の刺激に対しゲームを遊ばない人よりも素早く反応するのに加え、いくつかの物事を切り替えながら進行させるマルチタスク的能力に関して優れているとのこと。ただ、動作の正確さに関してはどちらもあまり差がなかったといいます。ライデン大学で心理学を研究するLorenza Colzato博士は「ビデオゲームはナチュラルな反射を助け、異なるタスクを鋭敏に切り替えられるようにします。最新のライフスタイルでは、eメールをチェックしながら電話を取るように同時に色々なことをこなしますが、こうした考え方は非常に実用的です」とコメント。また、「お年寄りが問題を抱えていると感じるなら、これを改善するためにゲームをできます。ゲームをすることが療養所で当たり前の活動になるなら、問題改善に成功を収めることでしょう」と脳に良い影響を与えるとする見解を明らかにしました。英国の脳トレ実験では、ゲームは特に脳に影響を与えないという否定的な結果が出たばかり。重要なテーマだけに、今後も様々な検証が試みられるべきではないでしょうか。
「ゲームは新たな形のソーシャルメディア」、α世代はゲームを通じたコミュニケーションを重視する―LiveWireのレポートより 2024.4.11 Thu 若い世代ほど、プレイアブル広告に抵抗がないことなども明らか…