iPhone版『太鼓の達人』『のびのびBOY』、新作『7th deadly beats』……盛りだくさんのバンダイナムコゲームス ナイト | GameBusiness.jp

iPhone版『太鼓の達人』『のびのびBOY』、新作『7th deadly beats』……盛りだくさんのバンダイナムコゲームス ナイト

注目を集めるiPhone/iPod Touch用ゲーム。バンダイナムコゲームスはどのような取り組みを行っているのでしょうか。

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注目を集めるiPhone/iPod Touch用ゲーム。バンダイナムコゲームスはどのような取り組みを行っているのでしょうか。
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2010年1月15日、東京は銀座のApple StoreではIGDA日本 iPhoneアプリ部会主催の「バンダイナムコゲームス ナイト - 最新『AceCombatXi』,『のびのびBOY』,『7th deadly beats』メイキング」が開催されました。

『7th deadly beats』

バンダイナムコゲームス初のiPhone/iPod Touch用オリジナルコンテンツとして注目を集める『7th deadly beats』は開発を担当したYUDOの南雲玲生氏の演奏からスタート。

iPhoneのユーザーのほとんどが音楽に興味があることから「より音楽にシフトしたオリジナルコンテンツを作りたかった」ということから開発が始まったといいます。

『7th deadly beats』は一風変わった音楽ゲーム。「iPhone的なユーザーインターフェース」が欲しいということでスワイプとタップがピックアップされています。コースの上を飛ぶ自機をスワイプで動かし、向こうから流れてくるアイテムを拾った瞬間にタップすると音楽になります。

「7th deadly virus」の感染が広がった世界で、患者の体内に入ったナノシップの活躍を描く……とドラマチックなストーリーが用意されており、「人の身体、生命、意識に注目した」(南雲氏)内容であるといいます。

現時点ではティザー版が115円で配信されていますので、気になる人はチェックしてみるのも面白いのではないでしょうか。


『太鼓の達人』

会場で初公開となるのがiPhone/iPod Touch版の『太鼓の達人』。画面をタップする=太鼓を叩くことになるという分かり易いユーザーインターフェースとなっています。

こちらも開発担当はYUDO。「曲を弾けた感動は思い出作りにも繋がる」(南雲氏)ということで、オリジナル版のスタッフ協力の下で『太鼓の達人』というブランドイメージを崩さないクオリティで開発が進められたとのこと。

ゲーム画面に登場する様々なキャラクターの位置を修正し続けたり、容量を10MBに収めつつ楽曲のクオリティを落とさないための調整を行うなど開発は苦労の連続だったといいます。画面の下半分は太鼓が占めているのですが、キャラクターが踊る姿が見られるよう太鼓を半透明にできるなど細やかな気遣いもなされています。

なお『太鼓の達人』はTwitterに対応しており、事前に設定しておけばハイスコアを自動的にTweetする機能も搭載されているとのこと。ゲームとTwitterの連動は興味深い事例となりそうです。

『ACE COMBAT Xi Skies of Incursion』

『ACE COMBAT Xi Skies of Incursion』のプロデューサーを務めた、バンダイナムコゲームスの加藤正規氏が開発秘話を語ります。

そもそも同作はモバイルを担当する部署から「iPhone版の『エースコンバット』を作らないか」という提案があってスタートしたとのこと。「敵機が小さいため小サイズの画面に向かない」(加藤氏)『エースコンバット』だけに、iPhone版を開発するのは「絶対に無理だと思った」そうです。

家庭用ゲーム機とiPhoneのプレイ環境の違いもゲームデザインに大きく作用したといいます。前者は腰を据えて遊びますが、iPhoneは電車内や喫茶店などで短時間でのプレイとなります。そのため、マップを狭くしたのに加え、ゲームがワンパターンにならないよう、敵の挙動や出現場所が変化するようにしたといいます。

なお、『AceCombatXi』では「エクストラミッション」が配信予定。『エースコンバット』のグラフィックで『エアーコンバット』を再現することがコンセプトとなっており、『AceCombatXi』で「非常に厳しい意見」(加藤氏)が集まった操作性も見直されているとのこと。また、今後は「ニュースで見るような機体」や「基地で見るような機体」が追加配信されるとのことです。

『のびのびBOY』

プレイステーション3用ダウンロードゲームとして話題となった『のびのびBOY』がiPhoneに。プレゼンテーションに登場したのはもちろんゲームデザイナーの高橋慶太氏です。

『のびのびBOY』は主人公であるBOYの身体をどんどん伸ばしていくという不思議なゲーム。iPhone版は様々な新機能が追加されています。

GPSに対応することでプレイヤーが移動した経路そのままにBOYの身体が伸びたり、カメラで撮影した画面を背景に遊べたり、スクリーンショットをメールで送れたりとiPhoneの機能がフル活用されています。

開発は「iPhoneの機能を全て使い倒そう」というコンセプトの元、「第二のOSとしたい」(高橋氏)と壮大な目標の下で進められているとのこと。

こちらは2月〜3月頃に配信予定。カメラやGPS、メールなど様々な要素とクロスするアプリだけに、使い方次第では色々なムーブメントを起こせそうです。

「バンダイナムコゲームス ナイト」はアップルストアでのイベントだけに、iPhone/iPod Touchユーザーが非常に多く見られたのが印象的。

イベント中に「会場からどんどんTwitterでTweetして欲しい」という発言もあり、ユーザーレベルではiPhone/iPod Touchの「ネットワーク機能を持つ携帯端末」としての側面もクローズアップされました。

完全新作である『7th deadly beats』に加え、知名度の高い『太鼓の達人』や『のびのびBOY』の情報も発表され、バンダイナムコゲームスへの期待が高まるイベントとなりました。
《水口真》

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