先日、米国の調査会社NPDグループによる6月の売上が公開されて話題となりましたが、データは音楽ゲームに関する意外な事実を明らかにしていました。Gamasutraによれば、『RockBand』『ギターヒーロー』といった音楽ゲームの売上は前年比-67%と-34%低下しているとのことです。Gamasutraは「両作品がシリーズを重ねても収益は拡大していない」と指摘。両ゲームの収益はギターやドラムなど専用の楽器ハードを購入することで発生したものの、現在は値引きされているため売上額自体は下がったとしています。Gamasutraは今年1月〜6月の期間中、『RockBand』が100万本以上、『ギターヒーロー』が300万本以上を売ったと推定するも、「今年後半の売上が音楽ゲームの未来を決定する。消費者がソフトウェアを越える価格の楽器ハードを買わないでおこうと決めているなら、ゲーム会社の収益は落ちるだろう」とコメントしています。ギターやドラムのコントローラーは、ゲームと楽器業界とのコラボなど新たな可能性を生み出しましたが、Gamasutraが指摘するような高価路線を推進したのも事実。これらの楽器コントローラーで上昇した価格とソフト本体のみの価格、どちらが正常なものなのか。Gamasutraのいうような買い控えが起こるのか否か、今年後半の売上が注目されます。
音楽もAIエージェントに。新星作曲AI「Tunee」を試してみたら、マスタリング、展開に合わせた緻密なミュージックビデオまで自動で作っちゃう驚き。何より曲がいい(CloseBox) 2025.8.25 Mon 少し前からベータテスターによるインプレッションが投稿されて…
『アサクリ シャドウズ』ヨーロッパで最も売れた2025年発売タイトルに輝く。全体的なゲーム売上には価格上昇の影響も 2025.8.20 Wed 『アサクリ シャドウズ』、ヨーロッパ圏で最も売れた2025年発売…
日本のコンテンツ市場規模、初の14兆円超えで過去最高を更新―DCAJ『デジタルコンテンツ白書2025』発刊、無料セミナーも開催 2025.8.22 Fri 『デジタルコンテンツ白書2025』が発刊。2024年の日本のコンテ…